
米ワシントン・ポストが9月3日、「優れたビデオゲームのシナリオとは何なのか?プロ脚本家に尋ねてみた」というテーマのコラムを掲載。本文中で『The Last of Us』シリーズの共同クリエイター、ニール・ドラックマン氏が「『The Last of Us』との関わりはまだ終わっていない」と述べました。
ドラマ以外の『The Last of Us』プロジェクトが存在
本コラムは、何をもって優れた、あるいは稚拙なゲームシナリオとするのか、映画やドラマ向けシナリオとの違い、観客ではなく自由に行動を変えられるプレイヤーという存在の影響などを業界の有名脚本家たちに聞き、「ゲームシナリオの真髄を理解する」ための内容となっています。
「ゲームのシナリオは酷い内容が多い」という世間の批判についてドラックマン氏は、「多くの開発者が、自分たちだけでステージ(レベル)を設計し、最後にライターを連れてきて文脈を持たせ、レベル同士を繋ぐ接着剤としてストーリーを後付けで被せている」とし、特にアクションゲームにこの傾向が強いとしています。
ゲームおよびドラマ版の脚本家であるハリー・グロス氏も、テレビや映画と異なり、ゲームでは「プレイ中の大半の時間、キャラの後頭部を眺めている」ため、シナリオの執筆は「プレイヤーとの共同創造」であり、舞台演劇のシナリオに似ていると述べました。

また、2027年公開予定のドラマ版『The Last of Us』シーズン3で、ゲーム2作分のストーリーが「完結」することを明らかにしました。さらにドラマ終了後も「私たちの『The Last of Us』が終わるわけではありません。現在いくつか進行中のプロジェクトがあり、時期が来たら皆さんにお話しできることを非常に楽しみにしています」と、新たなプロジェクトの存在をほのめかしました。
文脈からすると、ドラマ以外のプロジェクトが進行している可能性がある……ということになります。
過去には「『The Last of Us Part III』には期待しないで」という主旨の発言もしていたドラックマン氏。一体何が進行しているのか、今後の発表に期待大です。
そのほか、ノーティードッグが関わる新規プロジェクトと聞き、新作アクションADV『Intergalactic: The Heretic Prophet』の名前が頭をよぎった読者もいるかもしれません。しかし、SIEが9月3日に配信した「State of Play」と「State of Play 日本」では残念ながら特に触れておらず、現時点で新情報はありません。











