AIキャラが話を理解し、ときには命令を拒否!?ゲーム映像をさらに美しくする新技術や、薄さ14mmで1440p/100fpsのPC基盤も―NVIDIA gamescom新発表まとめ | GameBusiness.jp

AIキャラが話を理解し、ときには命令を拒否!?ゲーム映像をさらに美しくする新技術や、薄さ14mmで1440p/100fpsのPC基盤も―NVIDIA gamescom新発表まとめ

Steam Machine対応GeForce NOWや、『007 First Light』『CONTROL Resonant』のパストレーシング対応も明らかに。

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AIキャラが話を理解し、ときには命令を拒否!?ゲーム映像をさらに美しくする新技術や、薄さ14mmで1440p/100fpsのPC基盤も―NVIDIA gamescom新発表まとめ
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NVIDIAは、gamescom 2026にあわせて、GeForce RTX関連の最新情報を発表しました。

今回の発表では、新たなレイ再構成モデル「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」の提供開始をはじめ、AIキャラクター技術「NVIDIA ACE」を用いた『アニモ』の新機能、2026年秋に登場するPCプラットフォーム「RTX Spark」、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」の対応環境拡大などが明らかにされています。

光と動きをさらに美しくする「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」提供開始

「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」は、第2世代Transformerモデルを基盤とした新たなレイ再構成技術です。

従来モデルよりも空間認識能力が向上し、時間的な情報の蓄積に関する細かな制御も追加。レイトレーシングを使用する場面において、ライティングの正確性や光の変化に対する応答性、動いている映像の鮮明さを改善するとしています。

新モデルでは、より効率的なAIデノイザーを採用。約20%多くのパラメーターと35%多い演算量を使用しながら、TuringおよびAmpere世代を含む幅広いGPUで高速に動作するよう調整されています。

対応タイトルでは、NVIDIAアプリの「DLSS Override」を利用することで最新モデルを適用可能。『Alan Wake 2』を使用した比較映像では、ブラインドが作り出す影や、地面に置かれたゴミ袋周辺のライティングが、より正確に表現されていました。

また、『007 First Light』には2026年9月15日、『CONTROL Resonant』には9月24日より、パストレーシングと「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」が導入されます。

開発者向けにはStreamline SDKとUnreal Engine用プラグインが用意されており、ゲームへのネイティブ実装も可能です。

RTX Remix対応作品は240本以上!『Painkiller』15ステージを丸ごとリマスター

古典的なPCゲームへパストレーシングなどを導入するMod制作プラットフォーム「RTX Remix」にも、「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」が対応します。

RTX Remixの対応作品は240本以上に達しており、そのうち約100本が2026年に追加されたものとのこと。対応作品には初代『Turok』や『Prototype』『Fallout 4』などが含まれ、RTX Remix Modの累計ダウンロード数は380万回を突破しています。

また、直近の四半期だけで約300人の開発貢献者がGitHub上でコードを提出。バグ修正や新機能の追加、従来は動作しなかったゲームへの対応などが、コミュニティによって進められています。

DLSS 4.5を使用した『Quake III Arena RTX』の比較映像では、銃器から伸びるレーザーの光が残像をほとんど発生させず、周囲のライティングへ反映される様子が披露されました。

さらに、Merry Pencil Studiosが制作する『Painkiller RTX』のデモ版が8月25日に配信されます。

本Modでは、オリジナル版の15ステージをRTX Remixでリマスター。高精細なテクスチャやマテリアルに加え、高度なパーティクルエフェクト、RTX Volumetrics、RTX Neural Radiance Cache、Remix Logic、RTX IOなどが導入されています。

ゲーム全体がパストレーシングに対応し、DLSS 4.5によって高速化。原作では自動的に発動していた「Demon Morph」を、Remix Logicによって手動で使用できるようになるなど、ゲームプレイ面にも変更が加えられています。

RTX IOの導入によってファイル容量も57GBから45GBまで削減。『Painkiller RTX』は、GOGで配信されているオリジナル版『Painkiller』の所有者向け無料Modとして提供されます。

『The Elder Scrolls III: Morrowind RTX』も開発中

Mod制作者のGokuwasHere氏が手掛ける『The Elder Scrolls III: Morrowind RTX』も公開されました。

現時点では、ゲーム開始地点のセイダ・ニーン、魔術師ギルド、バルモラの3エリアがRTX Remixによってリマスターされています。

20年以上前のアセットを置き換える高精細テクスチャとマテリアルに加え、新たな草木や岩石、ボリューメトリッククラウド、水面反射などを導入。RTX VolumetricsやRTX Neural Radiance Cache、RTX IO、DLSS 4.5なども活用されています。

人気コミュニティModを取り入れ、ゲームプレイ面の現代化も行われているとのこと。現時点では広大な『Morrowind』のごく一部を収録した初期段階のプロジェクトですが、今後公開が予定されています。

開発者はRTX RemixのDiscordコミュニティを通じて、プロジェクトへ参加するMod制作者も募集しています。

『アニモ』のモンスターと自由に会話!性格によって命令を拒否することも

ゲーム内キャラクターがプレイヤーの言葉を理解し、音声や行動で動的に応答するAI技術群「NVIDIA ACE」も、『アニモ』へ導入されます。

基本プレイ無料のオープンワールドRPGである本作は、事前登録者数が1,900万人を突破。2027年初頭には、GeForce RTX GPU上で動作するNVIDIA ACEを利用した自由会話機能が実装される予定です。

プレイヤーは音声またはテキストを使ってアニモたちと自然に会話し、採掘やクラフトといったスキルを教えられます。複数のアニモへ作業を割り振り、協力して資源を集めさせることも可能です。

ただし、すべてのアニモが素直に命令へ従うわけではありません。

公開されたデモでは、採掘をすぐに覚えて働き始める個体がいる一方、採掘を嫌って不満そうに拒否する個体も登場。そのアニモに何をしたいのか尋ねると、自分の好みに合った作業へ意欲的に取り組んでいました。

アニモはそれぞれ異なる性格や能力を持ち、プレイヤーとのやり取りに応じて、喜びや苛立ち、悲しみなどを視覚的に表現します。

薄さ14mmで1440p/100fps!新PCプラットフォーム「RTX Spark」

NVIDIAは、新たなPCプラットフォーム「RTX Spark」を2026年秋に展開します。

RTX Sparkは、AIエージェントの実行、モバイル性能、RTXを利用したゲームおよびクリエイティブ用途をひとつのプラットフォームへ集約するものです。

搭載製品は、最薄14mmの筐体と一日中使用できるバッテリー駆動時間を掲げながら、レイトレーシングとDLSSを利用した1440p/100fpsのゲームプレイに対応するとしています。

AI用途では、最大100万トークン相当のコンテキストを扱う1,200億パラメーター規模のAIエージェントに対応。Windows Agent Frameworkを含む、NVIDIAのAI技術群を利用できます。

クリエイティブ用途では、4:2:2カラーによる8K映像編集や、OptiXおよびレイトレーシングを用いた90GB規模の3Dシーンのレンダリングを想定しています。

ゲーム対応では、EAがアンチチートシステム「EA Javelin Anticheat」をRTX Sparkへ導入するほか、Ubisoftも対応を表明。Embark Studiosの『ARC Raiders』と『THE FINALS』も、RTX Spark上でプレイ可能になります。

NVIDIAは、アンチチートをRTX Sparkへ対応させるにあたり、パフォーマンスや遅延を含め、プレイヤー体験へ悪影響を与えないことを目標としていると説明しています。

NVIDIAアプリにDLSS 4.5やResizable BARのゲーム別設定を追加

NVIDIAアプリには、2026年8月のアップデートとして、新たなグラフィック設定が追加されます。

対応ゲームでは「DLSS 4.5 Override」を通じて、DLSS 4.5 Ray Reconstructionへワンクリックでアップグレード可能になります。

Resizable BARについては、アプリごとに有効化を設定できる項目を追加。ただし、従来のホワイトリスト方式を廃止するものではなく、ユーザー向けの選択肢を増やすための機能だと説明されています。

対応ディスプレイ向けの「G-SYNC Pulsar」設定もNVIDIAアプリへ統合され、ディスプレイ本体のメニューを操作せずに設定へアクセスできるようになります。

また、『CONTROL Resonant』が付属するGeForce RTXバンドルも8月25日より展開。GeForce RTX 5070以上を搭載する一部のGPU、デスクトップPC、ノートPCが対象です。

GeForce NOWの数百タイトルでDLSS 4.5が利用可能に

クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」では、数百本のゲームでDLSS 4.5が利用可能になります。

新たなGeForce NOW用コントロールも追加され、DLSS Super Resolution、Dynamic Frame Generation、Ray Reconstructionの設定を利用者自身で調整できるようになります。

今後GeForce NOWへ登場する主なAAAタイトルとして、以下の作品が発表されています。

  • 『Resonance: A Plague Tale Legacy』

  • 『Gears of War: E-Day』

  • 『The Blood of Dawnwalker』

  • 『CONTROL Resonant』

  • 『鬼武者 Way of the Sword』

  • 『Metro 2039』

さらに、GOGアカウントとの連携およびシングルサインオン機能が利用可能になりました。

Steam Machineや新型Steam Controller、Firefoxにも対応

GeForce NOWの対応環境も拡大されます。

新たにSteam Machineでのストリーミングと、新型Steam Controllerをサポート。Firefoxにも正式対応し、Google Chrome、Microsoft Edge、Operaを含む主要ブラウザからGeForce NOWを利用できるようになります。

Amazonとの連携も強化され、2026年秋にはGeForce NOWのメンバーシップをAmazonから直接購入できるようになります。新型4K Fire TV Stickもサポートし、より多くのテレビからPCゲームをストリーミング可能になる予定です。

NVIDIAはこのほか、2026年のホリデーシーズンへ向けて、さらなる対応タイトルやサプライズを用意していると予告。今後も「GFN Thursday」を通じて、新たなゲームや機能、サーバーに関する情報を発表するとしています。

《みお@Game*Spark》

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