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NEOWIZ、元Wargaming CPOクリス・チョン氏をグローバル事業グループ長に任命。組織再編で3事業体制へ

組織変更も発表され、グローバル展開を加速

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NEOWIZ、元Wargaming CPOクリス・チョン氏をグローバル事業グループ長に任命。組織再編で3事業体制へ
  • NEOWIZ、元Wargaming CPOクリス・チョン氏をグローバル事業グループ長に任命。組織再編で3事業体制へ
  • NEOWIZ グローバル事業グループ長に就任したクリス・チョン氏

NEOWIZは7月9日、グローバルゲーム市場での競争力を強化するため、クリス・チョン(Chris Chung)氏をグローバル事業グループのグループ長に任命したと発表しました。あわせて、組織を「新作開発グループ」「グローバル事業グループ」「ライブゲーム事業グループ」の3軸に再編する大規模な組織改編も実施しています。

今回の人事は、『Lies of P』のヒットでグローバル市場における存在感を高めたNEOWIZが、次の成長フェーズに向けてパブリッシング体制とIPポートフォリオを抜本的に強化する狙いがあります。

クリス・チョン氏(NEOWIZ グローバル事業グループ長)

クリス・チョン氏の経歴と役割

クリス・チョン氏は、北米および欧州市場において、開発会社の創業からグローバルフランチャイズ事業に至るまで、全プロセスで陣頭指揮を執ってきた人物です。

世界的なゲーム企業であるWargamingでは、CPO(最高製品責任者)として『World of Tanks』や『World of Warships』など、グローバル・フランチャイズIPの総責任者として事業を統括しました。また、ゲーム会社Motigaを設立し、『Gigantic』という新規IPのMOBAヒーローシューターを創出した経験もあります。そのほかNCソフト本社(現NC)では事業本部長およびアメリカ法人代表を務め、アジアと北米事業を主導するなど、グローバル市場における豊富な経験と深い見識を兼ね備えています。

同氏の経歴は以下の通りです。

  • 現在:NEOWIZ グローバル事業グループ長

  • 2019年~2025年:Wargaming CPO 兼「World of Tanks」フランチャイズ・グループディレクター

  • 2010年~2019年:MotigaおよびVOX Gamer 創業者兼CEO

  • 2004年~2009年:NCsoft 米国法人代表 兼 グローバル製品統括責任者

  • 2002年~2004年:ArenaNet Studio マネージング・ディレクター

  • 1994年~2002年:Microsoft シニア・プログラム・マネージャー

NEOWIZは今回の任命により、クリス・チョン氏の豊富なグローバルビジネスの経験とリーダーシップを活かし、グローバルパブリッシング能力の向上を図る方針です。『Lies of P』などの既存IPを長期的なフランチャイズへと成長させつつ、新たなIPを継続的に創出し、持続的な成長が可能なグローバルポートフォリオを構築する計画です。

3事業グループへの組織再編

今回の人事と並行して、NEOWIZは組織改編も実施しました。既存組織を以下の3グループに再編しています。

  • 新作開発グループ:新規タイトルの開発を統括

  • グローバル事業グループ:グローバルパブリッシングおよびIPのフランチャイズ化を推進(グループ長:クリス・チョン氏)

  • ライブゲーム事業グループ:既存タイトルのライブサービス運営を統括

ライブゲーム事業グループのトップには、元Olympus(オリンパス)部門長のチョ・ミング(Mingoo Cho)氏が任命されました。同グループは、「Pmang」などのウェブボードゲーム、『ブラウンダスト2』『猫とスープ』といった人気IPの安定したライブサービス運営を基盤としつつ、データ主導型の運営体制の高度化や、IP競争力をさらに強化するための新たな取り組みに注力します。

チョ・ミング氏の経歴は以下の通りです。

  • 現在:NEOWIZ ライブゲーム事業グループ長

  • 2023年~2026年:NEOWIZ Olympus(オリンパス)部門長

  • 2020年~2022年:NEOWIZ Hermes(ヘルメス)部門長/Zeus(ゼウス)部門長(兼務)

  • 2014年~2020年:NEOWIZ Play Studio 事業開発・ゲーム事業部門長

  • 2013年~2014年:NEOWIZ Web-board事業部門 事業戦略・新規事業担当責任者

パク・ソンジュン次期CEOとの連携

NEOWIZは去る6月、新作開発グループ長であるパク・ソンジュン(Sung-jun Park)氏を次期CEOに任命することを発表しています。パク・ソンジュン氏は、2026年8月に正式にCEOに就任した後も、新作開発グループの責任者を兼任します。

パク・ソンジュン氏は『Lies of P』を手がけたRound8 Studioのディレクターであり、NEOWIZ史上初の開発者出身CEOとなります。同氏のCEO就任と、クリス・チョン氏のグローバル事業グループ長就任により、NEOWIZは「開発力」と「グローバル展開力」の両輪を強化する経営体制へと移行します。

NEOWIZのグローバル戦略

NEOWIZは今回の発表にあたり、次のようにコメントしています。

クリス・チョン氏を迎え、開発の初期段階からグローバル・フランチャイズ化に至る幅広い見識を持った、パブリッシング組織を構築することになりました。今後は、新たなゲームを発掘し、それらがグローバル市場で成功できるように積極的に支援することはもちろん、新規IPの創出や投資など、より幅広いビジネスを展開していきます。

同社の2026年第1四半期決算では、売上高1,014億ウォン(前年同期比13.9%増)、営業利益70億ウォンを計上しました。PC・コンソール部門は『Lies of P: Overture』や『Shape of Dreams』が安定した収益を維持し、モバイル部門は『ブラウンダスト2』の2.5周年記念イベントなどが寄与しています。海外売上比率は51%に達しており、グローバル展開の重要性は今後さらに高まる見通しです。

《GameBusiness.jp》

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