
『紅の砂漠』などで知られるPearl Abyssですが、『EVE Online』の開発・運営で知られる子会社のCCP Gamesを売却したことが明らかになりました。
買収後も続く営業損失が判断の一因か、株主関係解消も良好な関係維持する方針
今回売却されたCCP Gamesは、SFMMO『EVE Online』の開発・運営元として知られており、2018年から約2,525億ウォンでの株式買収によりPearl Abyssの子会社となっていました。
買収に際し当時のCEOであるRobin Jung氏が、「CCP Gamesの評判の高いIPとグローバルパブリッシングの専門知識が、当社の世界最高のMMORPG開発とサービスへの献身を、再確認する助けになることを確信している。」とコメントを出すなど、両社が培ってきた経験や知識の相互共有が買収の主な狙いとされていました。

しかしながら、CCP Gamesは買収後も営業損失が継続、2025年第1四半期においてPearl Abyssは52億ウォンの営業赤字を記録し、業績悪化の一因としてCCP Gamesの新規開発コストの増加を挙げるなど、Pearl Abyssの財務構造に悪影響を及ぼしていた模様です。
今回の売却額は約1,771億ウォン(日本円で約188億円)とされており、連結財務諸表に悪影響を及ぼしてきた赤字関連会社を排除しつつ、売却で得た大規模な資金を主に新知的財産の開発とマーケティングに投入する見込み。
売却に関連してPearl Abyssは、「買収当時はグローバルIPの確保とポートフォリオの多様化という確固たる戦略的判断に基づいていたが、現在ではグローバルゲーム業界のビジネス環境や同社の戦略的優先事項が過去から大きく変化した。」と説明するとともに、両者間の株主関係は解消されるものの良好な関係は維持する方針を示しているとのことです。
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