
アイ・オー・データ機器は、2026年1月14日よりNASやHDD、SSD、USBメモリをはじめとする165製品を値上げすると発表しました。最大54.8%もの値上げになる商品も存在します。
NASやHDDなどストレージ関連165型番が価格改定の対象に
公式サイトにて発表された一覧によると、価格改定の対象は多岐に渡り、個人・家庭向けNASが12型番(改定率2.8%~19.4%)、法人・企業向けNASのLinuxベース OSモデルが29型番(4.5%~27.2%)、Windows OSモデルが40型番(1.0%~3.8%)となっています。
さらに、NASオプション交換用ハードディスクは17型番(1.5%~6.4%)、24時間録画対応HDDは5型番(2.8%~11.8%)、据え置きHDDは12型番(2.9%~15.4%)、法人向けHDD「BizDAS」は6型番(2.6%~6.4%)、SSDは21型番(13.0%~34.9%)の製品が続きます。
ネットワークカメラは1型番(11.3%)、WDブランドのポータブルSSDは7型番(5.6%~15.2%)、SanDisk ProfessionalブランドのSSDが6型番(3.7%~12.9%)が価格見直しの対象になっており、ストレージ関連製品全般に及びます。
最も改定率が高いのは、USBメモリー「U3C-STDシリーズ」の9型番で、10.5%~54.8%です。
原材料・エネルギー・物流費の高騰を受けた見直し
アイ・オー・データは、「企業努力と経営の効率化を図り、価格維持に努めてきました」と発表文にてコメント。しかし、昨今の市況状況で原材料価格、エネルギー、物流などの関連費用の高騰が長期に継続しているため、現商品価格をこれ以上維持することが困難になったとのことです。今回の価格改定に至った理由を説明しています。
同社は今後も商品の安定供給に努めるとし、引き続きの利用を呼びかけています。価格改定は、2026年1月14日ともう少しだけ猶予があるので、気になる商品がある方は、今のうちに購入しておきましょう。









