
2025年10月に発売予定の吸血鬼RPG『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』について、開発元のThe Chinese Roomでレイオフが実施されたと海外メディアPC Gamerが報じています。パブリッシャーのParadox Interactiveは同メディアでレイオフが実施されたことを認めており、開発には影響しないとコメントしています。
開発難航中の吸血鬼RPGでレイオフ実施

本作は、2004年に発売された吸血鬼RPG『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』の続編です。2019年に制作が発表されましたが、2021年に開発元のHardsuit Labsが制作チームから退くこととなり、一時的に無期限延期状態になっていました。
その後、2023年9月にThe Chinese Roomが新たな開発元となり2024年秋の発売が決定しましたが、2024年8月に発売を2025年前半へ延期すると発表。その後も再び延期が実施され、2025年10月に発売が決定したと報告されました。
The Chinese Roomのレイオフについて本記事執筆時点では対象になった人数などの詳細は判明していませんが、LinkedInではテクニカルプロデューサーのPascal Siddons氏や3DアニメーターのBradley Adams氏などの複数のスタッフからレイオフが報告されています。
本作のパブリッシングを務めるParadox InteractiveはPC Gamerに公開した声明で、The Chinese Roomで実施されたレイオフは開発には影響しないと報告。2025年10月の発売に変更はないとしたうえで、「影響を受けた方々の今後の活躍をお祈りします」とコメントしました。