買収ならアクティビジョンに次世代PSの詳細は話せない―競合マイクロソフトに情報共有されるリスクをソニー懸念か | GameBusiness.jp

買収ならアクティビジョンに次世代PSの詳細は話せない―競合マイクロソフトに情報共有されるリスクをソニー懸念か

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントのCEOであるジム・ライアン氏が、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収が成立した場合、今後発売されるソニーのゲーム機の詳細をブリザードに共有できなくなる旨を発言したとされています。

競合マイクロソフトに情報共有されるリスク

FTCへの供述書を元にしたこの情報は、海外メディアAxiosのライターStephen Totilo氏がTwitterに投稿したもの。資料の中でジム・ライアン氏は、アクティビジョン・ブリザードに次世代ゲーム機の情報を明かせない理由について、マイクロソフトにも情報が共有されてしまうリスクがあるためとしています。

2022年1月に発表され、現在まで続くマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード買収。買収が成立した場合、競合であるマイクロソフトが所有する開発会社に次世代PS機の情報を明かせないのは仕方ないところかも知れませんが、買収後もPSを含むマルチプラットフォーム戦略を続けていくのであれば、ユーザーを巻き込む形で問題が波及することとなります。

ソニーとブリザードの関係はどうなる?

また同氏は、アクティビジョン・ブリザードの協力がPS5の性能向上につながったと考えており、買収が成立した場合、アクティビジョン・ブリザードがソニーの次世代ゲーム機の開発に協力したり、プレイステーション独自の機能を生かしたゲームを開発したりするインセンティブも低くなるだろうと述べています。

マイクロソフトとソニーの「戦争」としての色が次第に濃くなる今回の買収騒動、果たしてどう決着するのでしょうか。


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