「Game Round」が日本のインディーゲーム開発者とパブリッシャーの支援強化を表明 | GameBusiness.jp

「Game Round」が日本のインディーゲーム開発者とパブリッシャーの支援強化を表明

世界最大規模のコミュニティベースオープンテストプラットフォーム「G.Round」が日本のゲーム開発者とパブリッシャーへの支援を発表。ゲームテスト用の12枠が無償で提供されます。

企業動向 発表
「Game Round」が日本のインディーゲーム開発者とパブリッシャーの支援強化を表明
  • 「Game Round」が日本のインディーゲーム開発者とパブリッシャーの支援強化を表明

米国カリフォルニアのGame Round, Incが運営する世界最大規模のコミュニティベースオープンテストプラットフォーム「G.Round」は、世界進出を目指す日本のゲーム開発者、およびパブリッシャーへの支援を発表しました。5,000万円相当となるゲームテスト用の12枠が無償で提供されます。

G.Round」を利用する開発者はゲームの開発段階でゲーマーからのフィードバックを可視化することで詳細なユーザーデータを入手でき、作品の方向性の見直しや宣伝戦略の精度向上を行えます。リリース前から購買ターゲットを明確にし、ユーザーコミュニティの基盤を作ることでゲーム販売の成功率を高められます。

G.Round」を利用して成功を収めたゲームタイトルは、505 Gamesからリリースされる『Stray Blade』や、Gamigo Groupからリリースされる『Fractured』などが挙げられます。

G.Round」は現在30万人以上のゲーマーを擁し、毎週2本のゲームタイトルがプラットフォームを通じてユーザーに紹介されています。常時上限8つのゲームをプレイできるため、ゲームが埋もれてしまうリスクがなく、最高のタイトルのみがコミュニティに提供されるようになっています。

Game Round, Incは、2022年にシリーズAで910万ドル(約10億円)の資金調達を実施したGXCの子会社です。これによるモバイル版の最適化、クラウドファンディング機能、データ分析などのサービスの拡充/ゲームコンテンツ事業への投資拡大などを通じ、パートナーとのよりよい連携を目指します。

また、日本の有望な開発者やパブリッシャーと出会うため、8月6日(土)と7日(日)に京都で開催される「BitSummit 2022」に参加します。

G.Round 共同設立者・Rick Nahm氏のコメント

日本のスタジオは常に素晴らしいゲーム体験を提供しており、世界的に見ても日本のゲーム業界はとても革新的です。ビジネスネットワークを世界中に展開していく中で、活気のある日本のゲーム業界に参入できることを嬉しく思います。

G.Roundでゲームをテストした『NeverAwake』クリエイター・佐渡大志氏のコメント

「G.Round」のレビューの質の高さに驚きました。2DSTGという一般にはなじみのないジャンルのゲームを、十分に体験した上での感想やご指摘を多くいただきました。プレイヤーもさまざまな国籍の方がおり、日本にいながら世界中のプレイヤーからフィードバックを受けことができるのは、今後の制作の方針を立てる上でも非常に価値があると思っています。

「G.Round」テストへの応募要件

費用:無償

採択ゲーム数:12

タイトル条件

・PC向けに開発されていること

・ゲームプレイ時間が30分以上あること

・ジャンル不問 他

応募フォームhttps://forms.gle/bkfEu7US3MfJ3ZP88

《蚩尤》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら