“また同じマップかよ…”をなくしたい!『VALORANT』絶大な効果が現れたマップ選択プロセス改善の歴史が公開 | GameBusiness.jp

“また同じマップかよ…”をなくしたい!『VALORANT』絶大な効果が現れたマップ選択プロセス改善の歴史が公開

3回以上連続で当たるプレイヤーがほぼ皆無に!

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Riot Gamesは、対戦ヒーローシューター『VALORANT』にて、コンペティティブ試合時のマップ選択プロセスの改善を明かし、効果を報告しました。

公式ブログによると、アンケートにて同じマップが連続でマッチすることに対し「フラストレーションを非常に強く感じる」と答えたプレイヤーは35%にも上り、「強く感じる」27%、「中程度感じる」22%と多くのプレイヤーが不満を感じていた場面であることが明らかになりました。

ゲームリリース当初は完全ランダム制でしたが、これは2回連続でマッチするプレイヤーが45%、3試合以上連続で当たるプレイヤーは26%という状態だったといいます。

これを受けRiot Gamesは、すぐに問題解決のための対策を実施。2020年9月から2022年3月までは、試合に参加したプレイヤーが直近でプレイしていないマップを計算し、かつ連続で同じマップに当たるプレイヤーが居たら、そのマップを極力排除するというプロセスでマップ選択が行われました。この対策や新マップの追加により、3試合連続同じマップになるプレイヤーが26%から10%へと大きく減少します。

しかし、今年3月に実施した北米向けアンケートにて67%のプレイヤーが、何度も続けて同じマップに当たることが「頻繁」または「かなり頻繁」にあると回答しました。データで見れば間違いなく減っていますが、プレイヤーやコミュニティの感覚では同じマップが当たるように感じていたということです。

これにより、先日配信されたパッチ4.4にてマップ選択プロセスのさらなる改善が実施されます。その中ではマップ選択からランダム制を完全に排除し、同一マップの出現を最小限にする確定的なマップ選択プロセスが導入されました。このプロセスでは特定マップが頻繁にマッチしている場合に、そのマップを選択肢から完全に除外します。

この改善は効果てきめんで、3回連続マッチするプレイヤーは0.06%、5回連続に至っては遭遇したプレイヤーは皆無で、同じマップに3回連続で当たるプレイヤーは約1,700人に1人の割合にまで下がりました。

しばらくは最善であるこの方法によって運営を続けていくとのことですが、今後追加予定の競技性の高いトーナメントモードなどでは、意図的なマップ選択が必要であるとされています。


《みお@Game*Spark》

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