ライブ配信サービスを提供する「IRIAM」をDeNAが子会社化―評価額は150億円に上る | GameBusiness.jp

ライブ配信サービスを提供する「IRIAM」をDeNAが子会社化―評価額は150億円に上る

ZIZAIは、子会社IRIAMの全株式をDeNAに評価額150億円で譲渡することで合意しました。同社CEOの塚本氏は、譲渡に際して発生した利益は全て会社の発展する資金に利用するとしています。

企業動向 発表
ライブ配信サービスを提供する「IRIAM」をDeNAが子会社化―評価額は150億円に上る
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ZIZAIは、子会社であるIRIAMの全株式をDeNAへ譲渡することを発表しました。

IRIAM(イリアム)はもともと、ZIZAI(当時は、DUO)が2018年10月にサービス開始したスマホ向けライブ配信アプリ。バーチャルライバーたちとリアルタイムコミュニケーションが楽しめるアプリとしてはじまり、2020年4月からは1枚絵さえあれば、誰でもバーチャルライバーとして配信できるサービスへと拡張。2021年6月からは、AIによる自動キャラモデリング技術を搭載し、イラストが表情豊かに動くサービスのβテストを開始しています。

なおDeNAとしては20%の持ち株比率を100%に引き上げる形に。2020年6月に、同サービス運営を主事業とする株式会社IRIAMとしてZIZAIの子会社となりましたが、その後はDeNAから出資を受け、現在まで利用者数・売上等を成長させてきた経緯があります。

なお今回のM&Aに際し、IRIAMおよびZIZAIの代表取締役CEO・塚本大地氏は、ファウンダー兼顧問として今後もサービス拡大に取り組むとのこと。同氏によると、今回の事業譲渡は「IRIAMというプロダクトがグローバルで圧倒的No. 1になるためにはどうすべきか?」という前提のもと、「グローバルでの成功を狙えるポジションにいる」「類似ライブ配信サービスのPocochaで年間300億円ほどの売上に達している」「経営陣をはじめとするメンバーのレベルの高さ」などというDeNAの強みに加え、同社がIRIAMのプロダクトメンバーを高く評価をしてくれたことが決め手となったと説明しています。

《夜空イチ@インサイド》

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