Bethesdaは、シリーズ最新作『Fallout 76』をSteamから発売しないことを明らかにしています。今回の情報は、同作の販売ページにおいてPC版にSteamの表記がないことを受けた海外メディア「PC Gamer」が同社に問い合わせて発覚したもの。同メディアによると、『Fallout 76』のPC版はベータ版と製品版の両方がBethesda.netを介してのみ利用可能であり、Steamでは利用できないとの返答が得られたことが伝えられています。また、同作の日本語版B.E.T.A.FAQにも同様の文言が追加されており、少なくとも国内におけるベータテストでもSteamからの提供は行われない模様(国内ベータテストの実施は未定)。さらに、ベータテストには製品版と同様の内容が含まれ、ゲームの進行状況は発売後も全て引き継がれる予定であることや、NDA(機密/秘密保持契約)が適用されないことも明らかにされています。PC版『Fallout Shelter』をBethesda.netで先行配信するなど、Steamに頼らない配信には前例のある『Fallout』フランチャイズですが、スピンオフながら大型タイトルがSteam配信されないのはこれが初。果たして、Bethesdaによる今回の挙動はゲーム業界にどのような影響を及ぼすのでしょうか。『Fallout 76』は2018年11月14日より発売され、ベータテストは海外向けに10月から開始される予定です。
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