【GTMF 2017】Autodeskの進捗管理ツール「SHOTGUN」とは?―セッションレポ | GameBusiness.jp

【GTMF 2017】Autodeskの進捗管理ツール「SHOTGUN」とは?―セッションレポ

ゲーム開発 ミドルウェア

【GTMF 2017】Autodeskの進捗管理ツール「SHOTGUN」とは?―セッションレポ
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Autodeskは、都内の秋葉原で開催されたアプリ・ゲーム業界向け開発&運営ソリューション総合イベント「GTMF(Game Tools & Middleware Forum 2017)」にて、プロダクション管理ツール「SHOTGUN」解説のセッションを行いました。


今回登壇したのは、Autodeskのプリセールスエンジニアである渡辺揮之氏です。Autodeskの「SHOTGUN」は、インターネット上で編集できるプロジェクト進捗管理機能を持ったツールで、FacebookやTwitterが組み合わさったようなコミュニケーション機能が備わっています。乱雑になってしまった進捗状況を整理することが可能となり、様々なユーザーがログインすることで最新のリアルタイムな進捗状況を観覧し、「SHOTGUN」内でコミュニケーションも可能になることで電子メールに依存しない情報の蓄積/検索ができます。優れた管理機能を有する「SHOTGUN」を導入したことによって「残業が減った」との報告もあるようです。



使い方は、URL指定してサイトを作成しプロジェクトの新規登録を行い、そしてユーザーアカウントを登録することで利用できるようになります。「SHOTGUN」を導入した企業は1000を超えており、国内でも100社を超えているため採用数は急速に伸びているようです。また元々「SHOTGUN」は映画制作のために生まれたツールですが、3D/2Dアニメ制作やゲーム開発の現場でも活用されています。






■優れた管理が出来る「SHOTGUN」の詳細とは?

いよいよ、「SHOTGUN」の機能解説に移りました。「SHOTGUN」は画面こそExcelのようなスプレッドシート形式でありますが、簡単に進捗状況を共有/カスタマイズ/フィルタリングが可能です。スプレッドシートで表現されているため、既存の情報がExcelで登録されているのなら状況をインポートやコピペで移植できます。また、テンプレートも定義可能であるため、新たなプロジェクトを開始するときの労力が減ります。情報のフィルタリングから、欲しい情報のみを取り出し条件を付けて色を付けることが出来るので(棒グラフによる統計表示も可能)、ビジュアル的に今後のタスクを確認することが出来るので、状況に先手を打つことが可能。さらにパーミッション設定から他のユーザーに情報開示に制限を掛けることで、アーティストや他のユーザーにプロジェクトの観覧制限を設け、自身に課せられたタスクだけが見えるようにするなど細かな調整もできます。





■SNSのようにコミュニケーションが出来るタスク管理機能

デザイナーやクリエイターとのコミュニケーションについては、「SHOTGUN」を用いることで透明性のある打ち合わせが可能となります。他のユーザーが提出したタスクについては、TwitterやFacebookのようにタイムラインが上から下へと流れるように表示。さらに、それらのタスクについて一つ一つ指示コメントや返事を書き込めるため、情報漏れや混乱をなくすことが出来るため時系列が一目瞭然です。

しかし、タスクはレビューを主体としているため制作したファイルを直接アップロードできずに、動画や画像をアップロードするケースが多くなります(3Dモデルやアニメーションは画面をキャプチャする必要がある)。前述のような制約がありますが、フィルター欄のクリエイター自身に課せられたタスクや成果物へのメッセージのやり取り(画像に図形や線、文字を書くことで直接コメントも可能)が行い易いことがより時間換算によるコスト削減に結びつくとしています。






「SHOTGUN」のデータベースは、全体を表示するページから別個保存することや、オリジナルページとレポートページの連動によってロールバックする心配が無くなります。さらにエンティティ(実体の意味。「SHOTGUN」の場合は大分類や成果物、アセットなど)同士を紐づけることによって、必要なものが一目でわかるようになります。またAPIが充実しているため、Pythonでのカスタマイズが可能です。Python APIによる自動化では、モーキャプデータやアニメーションファイル、ステータスの承認によってPerforceにチェックイン/統合されたら、「SHOTGUN」へ新しいショットが作成されゲームへ反映されます。さらにPythonベースの会須玉伊豆でぇあ、Action Menu Itemによって連携し選択した項目からゲームエンジンやMayaの起動、そしてレポート作成もできるようになります。




■適材適所が求められる「SHOTGUN」

このような便利な機能を持つ「SHOTGUN」ですが、「SHOTGUN」はコンテンツ制作管理が得意としており、「JIRA」と比較しても向き不向きがあります。また導入を成功させるにあたって周囲の人間の説得やチュートリアルでの構造の把握、作業者向けの社内マニュアルやトレーニングの実施、そして几帳面な性格の人間が運用構築が必要ではないかと挙げています。まとめとして管理単位や工程、ステータスを必要に応じたカスタマイズ定義と、スレッド形式のタスクによる状況の追跡、ガントチャート機能、そして「SHOTGUN」を利用することによるコミュニケーションの改善を改めて説明しました。


「SHOTGUN」は月額/年間契約で使用アカウント数によって変動。月額契約はクレジットカードでの自動決済となり、Awesome Supportが30ドル、Super Awesome Supportが50ドルです。また年間契約では請求書ベースに対応し、Awesome Supportが33,726円(外税)、Super Awesome Supportが56,210円(外税)です。前述の2つのサブスクリプションはサポート対応の幅が異なっており、Awesome SupportがEメールサポート(英語)と、フォーラムとオンライン、ドキュメント、ビデオ、ウェビナーで、Super Awesome Supportが優先Eメールサポート(英語)に加え、代理店による日本語サポートオプションが提供され、固定IPアドレスアクセス制限設定や各省パーミッション設定サポートなどが加わります。





最後に渡辺氏は、チュートリアルを行うことが成功の秘訣と語り、セッションを終了しました。
《G.Suzuki》

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