【海外市場】13歳から54歳の米国民28%がゲーム課金利用―調査会社調べ | GameBusiness.jp

【海外市場】13歳から54歳の米国民28%がゲーム課金利用―調査会社調べ

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【海外市場】13歳から54歳の米国民28%がゲーム課金利用―調査会社調べ
  • 【海外市場】13歳から54歳の米国民28%がゲーム課金利用―調査会社調べ
米国では、13歳から54歳までの国民28%が、過去3ヶ月の間にPC・ビデオゲームの追加コンテンツを購入していることが米調査会社NPDの発表で明らかになりました。

調査発表によると、ビデオゲームにおける追加コンテンツを購入している主な層は男性と10代であり、いわゆる課金コンテンツと呼ばれるアイテムやキャラクタースキンといった少額課金のコンテンツが、ゲームに追加要素を加えるダウンロードコンテンツよりも多いとしています。

少額課金コンテンツの78%は、ゲーム内で使用できる武器やツール、パワーアップアイテムで、これらのコンテンツに関して消費者の77%は好意的に受け取っています。しかし、対戦型のゲームなどでお金をかけるほど有利になる「Pay to Win」方式の課金コンテンツには、消費者の68%がネガティブな反応を示しています。

■米国で支持されているゲームの課金コンテンツ

米国のAppランキング1位の基本無料ゲーム『クラッシュ・オブ・クラン』では「エメラルド」という課金アイテム、米企業ナイアンテックが開発した『Pokemon Go』ではポケコインというゲーム内通貨が用意されており、共にゲームを有利に進めることができるアイテムと交換できます。「エメラルド」は、500個セット4.99ドルから14000個セット99.99ドル。「ポケコイン」は100枚セット0.99ドルから14500枚セット99.99ドルという価格帯に。

PC・コンソール向けのフルプライスタイトルでは、『Coll of Duty: Black Ops III』で「Call of Duty Points」と呼ばれるマルチプレイ用の武器などが手に入るガチャや、一部のアイテムと交換することができるゲーム内通貨が販売されています。価格は200ポイント1.99ドルから4000ポイント(+1000ポイント)39.99ドル。マルチプレイ用マップが追加されるDLCは14.99ドル。『OverWatch』では、キャラクターのスキンやボイス等が手に入るガチャ要素「Loot Box」が、2個1.99ドルから50個39.99ドルで販売。今ゲームでは、新規キャラクターや新規マップなどは無料でダウンロードすることができ、課金要素は「Loot Box」のみに。

PC・コンソール向けに基本無料で展開している『World of Tanks』では、ゲーム内の車庫のスロットや有料限定車両が購入できる「ゴールド」と呼ばれるゲーム内通貨が、850パック4.99ドルから25000パック99.99ドルで販売されています。

モバイル、PC・コンソール向けタイトルでメインストリームとなっている課金コンテンツは、時間をかければ同様のアイテムや効果を得ることが可能で、実質的には時間短縮のためのコンテンツとなっています。また、『OverWatch』に見られるように、ゲームバランスに一切関わってこない、マルチプレイ時の個性をアピールできるコンテンツをメインで展開しているタイトルも少なくありません。『World of Tanks』では、購入しなければ手に入らない車両でも、外見は異なるものの無課金の車両と性能を同等としている場合もあります。

■日米の課金コンテンツの差異

日本における課金コンテンツのメインストリームは、モバイルゲームでは米国と同様のアプローチが見られるものの、コンソールのでは『アイドルマスター』シリーズに代表されるように、キャラクターの各部衣装といったスキンを課金限定で発売するパターンも多く見られます。これは米国のゲームのように自身のアバターではなく、特定のキャラクターをカスタマイズする要素が’強く、日本独自のキャラクタービジネス戦略から派生した考え方であると言えそうです。
《佐藤大介》

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