自動運転技術とともに進化するNVIDAのGPU技術...ゲームでも期待される次世代アーキテクチャが目指す先にあるもの | GameBusiness.jp

自動運転技術とともに進化するNVIDAのGPU技術...ゲームでも期待される次世代アーキテクチャが目指す先にあるもの

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自動運転技術とともに進化するNVIDAのGPU技術...ゲームでも期待される次世代アーキテクチャが目指す先にあるもの
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ヒルトン東京お台場にて、10月5日、GPU開発者向けカンファレンス「GTC Japan 2016」が開催されました。イベントでは、9月28日に「GTC Europe 2016」にて発表された次世代アーキテクチャGPUを積んだ車載用SoC「Xavier(エグザビア)」が国内向けに改めてアナウンスされました。

現在、ゲーミングPC向けに「GTX 1080」などのPascalアーキテクチャGPUが展開していますが、「Xavier」にはその次世代アーキテクチャ「Volta」のチップが搭載されています。発表段階で、1基のチップを積む「Xavier」は、Pascal世代のチップを4基積む車載モジュール「Drive PX 2」と同等の演算能力を誇り、尚且つ4分の1の消費電力を実現しています。NVIDIA関係者によると、Volta世代のGPUが市場に投入されるのには1年以上かかるとしていますが、現段階のゲーミングPC向けとしては最高性能であるPascalアーキテクチャGPUを大きく上回るものが、数年以内に登場するのだとNVIIDAからアナウンスされたことになります。

現段階でNVIIDAが次世代アーキテクチャのチップをアピールする背景には、自動車業界に向けた思惑があります。現段階で自動運転技術用に提供されてるモジュール「Drive PX 2」が実際に市場に投下される頃には、同等の性能のSoCが1基のチップでまかなえ、さらに小型化/省電力が可能であるというアピールでもあるからです。

また、NVIDIAの自動運転プラットフォームにはこれまでビデオゲームで培ってきたノウハウが活かされています。自動運転向けのモジュールの形態はもちろん、開発ツール「DriveWorks」の仕組みもゲーム開発者向けツール「GameWorks」とほぼ同様のアプローチです。

もともと自動車開発では、CADや3Dモデルの作成、ヴァーチャルでの事故シミュレーションなどでGPUを活用していましたが、自動運転技術と相性が良いとされる今、ビデオゲーム向けGPUとさらにお互いが密接に絡み合う関係となっているようです。
《佐藤大介》

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