13年目で大きくパワーアップする「Game Tools & Middleware Forum」主催者に聞く | GameBusiness.jp

13年目で大きくパワーアップする「Game Tools & Middleware Forum」主催者に聞く

今年で13年目の開催となる「Game Tools & Middleware Forum」(GTMF)。大阪会場は7月7日(火)にコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪内)にて、東京会場は7月17日(金)に秋葉原UDXにて、それぞれ実施予定です。

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今年で13年目の開催となる「Game Tools & Middleware Forum」(GTMF)。大阪会場は7月7日(火)にコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪内)にて、東京会場は7月17日(金)に秋葉原UDXにて、それぞれ実施予定です。
  • 今年で13年目の開催となる「Game Tools & Middleware Forum」(GTMF)。大阪会場は7月7日(火)にコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪内)にて、東京会場は7月17日(金)に秋葉原UDXにて、それぞれ実施予定です。
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今年で13年目の開催となる「Game Tools & Middleware Forum」(GTMF)。大阪会場は7月7日(火)にコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪内)にて、東京会場は7月17日(金)に秋葉原UDXにて、それぞれ実施予定です。

名称から分かるように、ゲーム開発向けのツールやミドルウェアが一堂に会するイベントで、今年は約30社が出展します。ゲーム開発の規模が大きくなり、求められる技術分野も多様化する中で、こうした外部のソリューションの利用は当たり前となってきました。

このイベントの特徴として、ツールやミドルウェアベンダー自身が主催しているという点も挙げられるのですが、今回は運営委員会から、ウェブテクノロジの大和智明氏とシリコンスタジオの山下詠希氏にお話を伺いました。

GTMF 2015のウェブサイトでは現在、来場申込が受け付けられている(無料)


―――まず最初に改めてGTMFの概要を教えていただけますでしょうか?

大和: GTMFはゲーム開発向けのツールやミドルウェアが一堂に集まるイベントで、各社によるプレゼンテーションとブース出展が大きな柱です。ゲーム開発に必要なテクノロジーが幅広く集い、最新の開発技術に触れられ、実践的にゲーム開発に活かせる情報を得られる場と言えるでしょう。

山下: 今年は昨年の1.5倍の約30社のベンダーさんに出展いただきます。ゲームエンジンや各種ミドルウェアはもちろんのこと、クラウドサービスやビッグデータのソリューションなど時代を反映した企業さんも出展する予定です。また、今年は展示だけの出展も募集しまして、その効果もあるかもしれません。

―――同様の開発者向けイベントとしてCEDECが挙げられますが、棲み分けなどはあるのでしょうか?

大和: 実は今年のGTMFから運営委員会のメンバーも、イベント会社さんも変わって新生GTMFという感じなのですが、イベントの存在意義も改めて考えた部分でした。そして、GTMFはベンダーが主催するイベントですので、非常に実践的であるという点が特徴になるのだと改めて定義付けをしました。今すぐに使える技術の話をする、その場で導入の相談も出来てしまうような、そんなストレートなイベントですね。

山下: 私どもは(GTMFの)最初から参加していたわけではありませんが、元々は企業主催のイベントということで、学術発表的側面もあるCEDECとは思想が違う部分はある気がしますね。当初はゲーム開発に外部企業のソリューションを導入すること自体に抵抗感がありましたので、まずはツールやミドルウェアというものを啓蒙するような役割もあったと聞いています。

運営委員会の大和氏同じく山下氏


―――今年のGTMFで昨年から大きく変わった部分はありますか?

大和: 昨年から初めて実施した「Meet-Ups」がパワーアップして帰ってきました。これは、ゲームデベロッパーさんと、そうした会社に発注を考えているようなパブリッシャーさんを結ぶためのイベントで、今年は12社程度のデベロッパーさんが自社のプレゼンテーションを行います。昨年の取り組みが好評でしたので、参加する企業を大幅に増やし、東京会場に加えて大阪会場でも今年は実施します。

―――昨年の「Meet-Ups」も取材させていただいたのですが、デベロッパー各社が独自の考え方や取り組みを行っているのが垣間見えて、刺激的なイベントでしたね。

山下: こういう時代ですから、各社も生き残るために必死です。今回はGTMF出展各社さんとお付き合いのある選りすぐりのデベロッパーさんに参加いただきますので、業界にいらっしゃる方でも刺激的な話が聞けるんじゃないかと思います。

大和: 今回はそうしたデベロッパーさんの取り組みを表彰する「Challenging Awards」も実施する予定になっています。

―――色々とパワーアップしたGTMFになりそうですね

大和: 細かい部分でも、昨年はレッドブルのお姉さんが来てくれましたが、今年はコーヒーブレイクを実施します。コーヒーを飲みながらブースを回って欲しいですね。

また、懇親会をそれぞれの会場内で実施する形としました。昨年までも、IGDA日本さんのご協力の元、沢山の方に参加いただいていましたが、別会場となっていて、参加には少しハードルがありました。今回は会場内で行うことで、来場者が誰でも気軽に参加できる形を目指しています。懇親会も忘れず参加して欲しいですね。

山下: 初出展の会社さんも多いので、懇親会で交流を深めて欲しいですね。これは出展者誘致の話ですが、ゲーム業界と繋がりを持ちたい、ということでGTMFにご出展いただくケースもありますね。



―――今年は何人程度の動員を目指しているのでしょうか?

大和: 今年は昨年の1.5倍の2会場合計1500名を目指しています。昨年、1000人を超えて過去最高だったのですが、スポンサーも1.5倍になっていますので、イベント自体も更に大きくしていきたいですね。

―――まだ今年の開催も控えていて、気が早いのですが今後GTMFが目指す方向性などを伺えますでしょう?

山下: GTMFの中心となるのはゲーム開発向けのソリューションです。ただし、ゲームが活躍できる場は世間に広がっていっていると思いますので、GTMFもゲーム業界と外の業界をつなぐ接点になっていければいいなと思います。

大和: 以前からの出展者さんですが、ゲームエンジンのリアルタイムのレンダリング技術は映像などゲーム以外の分野で利用されるケースが増えてきていますし、近い業界の遊技機向けのソリューションをヤマハさんなどは出展されています。ゲームデベロッパーさんの中でも、ノンゲームの仕事が増えている会社があると聞いています。

山下: シリコンスタジオは扱っているソリューションから、映像会社との付き合いが多いのですが、ある大手の会社でも「5年後にはリアルタイム映像がスタンダードになる」と考えているそうです。これまでは数時間かかっていたような処理がリアルタイムでできるようになる。すると、ゲームの技術がより意味を持ってきますよね。そういう技術の移り変わりの先端にいるイベントでありたいと思っています。

大和: 夢は広がりますが、まずは7月7日の大阪会場、7月17日の東京会場、参加は無料ですので是非足を運んでみてください。

―――どうもありがとうございました

運営委員会の面々。左から今氏、山下氏、大和氏、若狭氏
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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