コナミ、平成27年3月期 第1四半期決算を発表 ― 前年比6.6%の微増、当期は1コンテンツに対しデバイスごとの出口を提案 | GameBusiness.jp

コナミ、平成27年3月期 第1四半期決算を発表 ― 前年比6.6%の微増、当期は1コンテンツに対しデバイスごとの出口を提案

その他 その他

コナミは、平成27年3月期 第1四半期決算〔米国基準〕(連結) を発表しました。

国内におけるコナミグループを取り巻く経営環境は、政府及び日銀による経済政策や金融政策を背景に、円高・株高が継続し、企業収益や個人消費意欲の改善も見られ、緩やかな景気回復基調で推移。世界経済では、中国をはじめとする新興国経済が減速する一方で、米国の量的金融緩和の縮小や政府債務問題を抱える欧州においても足元での景気持ち直しの状況が見えつつあるとしています。

エンタテインメント市場については、スマートフォン・タブレット端末の急速な普及によるモバイル端末の性能の進化や通信インフラの発達に伴い、ゲームプラットフォームの多様化が進むとともに、新型ハードも発売され、ゲーム業界におけるビジネスチャンスは拡大を続ける見通しであるとコメント。また、カジノビジネスに関しては、引き続き観光資源の開発等によりカジノ市場が国際的に広がりを見せているほか、日本国内のカジノ解禁に対する期待も高まりから成長が期待されるとしています。

これらを背景に、当第1四半期連結累計期間の売上高は486億600万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は31億9100万円(前年同期比113.5%増)、税引前四半期純利益は26億2400万円(前年同期比22.4%増)、当社株主に帰属する四半期純利益は13億6100万円(前年同期比45.6%増)となりました。

■平成27年3月期第1四半期 連結経営成績(累計)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高及び営業収入:486億600万円(6.6%)
営業利益:31億9100万円(113.5%)
税引前四半期純利益:26億2400万円(22.4%)
当社株主に帰属する四半期純利益:13億6100万円(45.6%)

■平成27年 3月期の連結業績予想(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高及び営業収入:220億円(1.1%)
営業利益:12億円(55.9%)
税引前四半期純利益:11億円(19.2%)
当社株主に帰属する四半期純利益:7億円(82.6%)
直近に公表されている業績予想からの修正は無し

デジタルエンタテインメント事業については、『ドラゴンコレクション』、『戦国コレクション』、『プロ野球ドリームナイン』シリーズ、『ワールドサッカーコレクション』シリーズ、『クローズ×WORST』シリーズなどをはじめとするモバイルゲームが引き続き堅調に推移し、収益に貢献。これらのシリーズについては、スマートデバイス向けネイティブアプリ対応を進めており、同じくネイティブアプリとして海外市場向けに配信している『Star Wars : Force Collection (スター・ウォーズ フォースコレクション)』や、『PES MANAGER』及び『実況倶楽部』(ともに日本名『ワールドサッカーコレクションS』)とともに順調に登録者数を伸ばしています。

家庭用ゲームソフトでは、『ウイイレ』シリーズの最新作『ワールドサッカー ウイニングイレブン2014 蒼き侍の挑戦』を国内で発売したほか、2014年3月に発売した『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES』のリピート販売がグローバルで好調に推移。業務用アミューズメント機器では、『麻雀格闘倶楽部』や音楽ゲームを中心とした「e-AMUSEMENT Participation」タイトルが安定稼働しているほか、キッズカードゲーム機『モンスター烈伝 オレカバトル』も、引き続き小学生の男児を中心に人気を集めています。カードゲームでは、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズを引き続きグローバルに展開しています。

以上の結果、デジタルエンタテインメント事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は204億2千万円(前年同期比2.1%増)となりました。

カジノ事業については、北米市場で定番となったビデオスロットマシン『Podium』や、メカニカルスロットマシン『Advantage』シリーズが引き続き好評を博して販売が堅調に推移。オセアニア市場においても引き続き『Podium』の販売を進めているほか、アジア、中南米、欧州市場においては、販売代理店網の整備を進め拡販に努めているとしています。

中国・マカオで開催されたアジア最大級の展示会「Global Gaming Expo Asia(グローバル・ゲーミング・エキスポ・アジア)」と、カナダ・バンクーバーで開催された「Canadian Gaming Summit(カナディアン・ゲーミング・サミット)」では、プレーヤー同士がつながって楽しめる「True-Time Tournaments(トゥルー・タイム・トーナメント)」のプロモーションを実施し、オペレーターから高い評価を得ています。また、北米向けに、世界的な人気を誇るファンタジーロールプレイングゲームをテーマにした『Dungeons & Dragons(ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ)』などの新商品を発表しました。

以上の結果、カジノ事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は68億1700万円(前年同期比11.9%増)となりました。

■当第1四半期連結累計期間の事業別セグメント情報(平成26年4月1日〜平成26年6月30日)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
デジタルエンタテインメント事業:204億2000万円(2.1%)
健康サービス事業:180億4200万円(△4.8%)
カジノ事業:68億1700万円(11.9%)
遊技機事業:34億7400万円(400.5%)
全社・消去:△1億4700万円(△4.8%)
連結合計:486億600万円(6.6%)

当期のデジタルエンタテインメント事業の見通しとして、スマートフォンやタブレット端末が世界的に普及し、ゲームの提供手段が多様化。今まで以上に多くのユーザーがゲームに親しむ機会が増えつつあるため、コンテンツを軸にビジネスを展開することで、新デバイスの登場によって一つのコンテンツに対する出口が増えると捉え、それぞれのデバイスの特徴に合わせた遊び方を提案していくとしています。

モバイルゲームでは、コナミグループが展開するモバイルコンテンツ全体の登録者数が着実に伸長しており、今後も拡大が見込まれる市場に経営資源をより一層集中し、特にネイティブアプリ市場でさらなるヒットコンテンツを産み出すべく、これまでに培った制作・運営ノウハウや豊富な資産を活かしてラインアップの拡大を進めることを目指します。また、欧米のみならず、アジア地域も含めた海外の新たなプラットフォーマーへの展開を積極的に図るとともに、有力コンテンツとのシナジーによる魅力的なコンテンツの配信も進めたいとしています。

家庭用ゲームソフトでは、選択と集中により厳選されたタイトルをグローバルに展開するとともに、海外ゲームユーザーのニーズをいち早く取り入れたゲーム制作を進めるため、現地でのゲーム制作体制の強化も積極的に進めていきます。主力商品である『メタルギア』シリーズについては、6月に米国ロサンゼルスで開催された「E3 2014」にてプロモーション活動が好評を博しており、当社グループの主力シリーズであるスポーツゲームにおいても、PlayStation 4やXbox Oneへの対応を進めていくとしています。

業務用アミューズメント機器では、「e-AMUSEMENT」を使った“人と人とのコミュニケーション”を通じてアミューズメント施設ならではの遊びを提供し、業界のさらなる活性化に取り組んでいきます。電子マネー「PASELI」や「e-AMUSEMENT Participation」についても、順次対応機種やサービスの拡充を推進し、業界を牽引する革新的なサービスの提案を行っていきます。また、アニメ放送も開始された「モンスター烈伝オレカバトル」や「ドラゴンコレクション シシトウ団の野望」では、コンテンツ価値の更なる向上を図るため、有力コンテンツと連動した商品やサービスの提供を進めており、市場での盛り上がりが期待されます。

カードゲームでは、アニメの新シリーズスタートによる市場の盛り上がりを好機と捉え、引き続き『遊戯王トレーディングカードゲーム』シリーズをグローバルに展開していきます。
《津久井箇人》

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら