Googleでウェアラブルコンピューター「Google Grass」の研究開発に関わっていたリードエレクトリカルエンジニアAdrian Wong氏が、「メタバースの構築」を行うためGoogle社を辞め、Oculus VR社へ参加したことが明らかになりました。ビジネス特化型SNSLinkedInで公開されているAdrian Wong氏のプロフィールより明らかになったもの。Wong氏は2010年にGoogleへ入社し、Google Glass Consumer Editionのハードウェアエンジニアリングマネージャーを務めるなど、Google Grassに多く関わっていました。今回の移籍について、「メタバースを構築する」以外の情報は記載されておらず、具体的にどのようなことを行っているのかは明らかになっていません。Oculus VR社では今までも元343 IndustryのアートディレクターKenneth Scott氏や、Valveの開発スタッフであったAaron Nicholls氏とMichael Abrash氏など多くの優秀な人材を集めています。4月にはValveで「舌でコントロールする入力装置」などハードウェアを開発していたBen Krasnow氏が、ハードウェアエンジニアとしてGoogleに入社するなど、活発な動きを見せる新デバイス業界。今後更に注目する必要がありそうです。
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