昨年創立40周年を迎えた老舗ゲームメーカーのアタリですが、Los Angels Timesの報告によれば同社(Atari Inc.)及び3つの系列会社(Atari Interactive Inc.、Humongous, Inc.、California US Holdings, Inc.)が連邦破産裁判所に連邦倒産法第11章(チャプター11)を申請していた事が明らかとなりました。Los Angels TimesはAtariが長年にわたる経営不振で負債を抱えるフランスの親会社Atari S.A(旧Infogrames S.A.)から独立し、デジタルとモバイルプラットフォームに焦点を置いた企業として成長する事を目指していると伝えています。Atariは倒産法363条の下、今後90〜120日間で同社の象徴的なブランドロゴや様々なフランチャイズ(『Pong』、『Asteroids』、『Centipede』、『Missile Command』、『Battlezone』、『Tempest』、『Test Drive』、『Backyard Sports』、『Humongous』等)を含む全ての資産を売却する予定となっています。紆余曲折の歴史を持ちながらも40年間そのブランドを維持してきたAtariだけに、今後の展開にも要注目です。
初代『ウィザードリィ』など復活させたアタリCEO、『スナッチャー』『伝説のオウガバトル』なども復活させたい、野望語る 2025.9.3 Wed 近年のアタリはレトロゲームの復刻事業にも力を入れています。
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