「景表法以外での規制についてはコメントを差し控える」松原国家公安委員長・・・ソーシャルゲームを巡り | GameBusiness.jp

「景表法以外での規制についてはコメントを差し控える」松原国家公安委員長・・・ソーシャルゲームを巡り

ソーシャルゲームのいわゆる「コンプガチャ」について消費者庁は景品表示法に抵触することを各社に周知する方針ですが、本件について松原仁内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)がコメントしています。

その他 その他
ソーシャルゲームのいわゆる「コンプガチャ」について消費者庁は景品表示法に抵触することを各社に周知する方針ですが、本件について松原仁内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)がコメントしています。

まず今後の方向について松原氏はコンプガチャについて「景品表示法上の考え方を可能な限り早期のうちに明らかにして、事業者及び一般消費者に対し注意喚起することを検討している」とコメント。様々な事業者からの聞き取り調査も行うとしました。スケジュール感については明言しませんでしたが「ソーシャルゲームの問題性がもっと大きくなる前に、一定の方向性を出す必要がある」としました。

また、コンプガチャだけでなくソーシャルゲーム全般の問題として「極めて射幸心をあおるということは間違いなくて、御案内のとおり、何十万円もの請求が1か月で来た事例もあるわけであります。したがって、ソーシャルゲームが社会問題化既にしているわけでありまして、そうしたことに関しては、私は一定の抑制的な方向性を打ち出すことは必要だろうと、注意喚起をすることも必要だろうと思っております」とも述べて何らかの抑制策が必要との考え方を示しています。

さらに、景表法以外の法律でも取り締まるべきかという点について国家公安委員長としての見解を問われると「これは今御指摘のような議論もあろうかと思いますが、関係部局において議論し、適切に対処するということで、この場における私のコメントは差し控えさせていただきます」としました。国家公安委員会は警察を管轄していることから、風営法を意識した質問と考えられますが、現時点ではコメントできないとのことでした。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

+ 続きを読む

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら