2010年4月、『Call of Duty』シリーズを開発してきたInfinity Wardの主要スタッフが幹部2人を筆頭に次々と離脱し、エレクトロニック・アーツのもと新生スタジオRespawn Entertainmentを設立したInfinity Ward事件。この件を契約を意図的に妨害した引き抜き行為だとしてアクティビジョン側がEAを訴えた事で始まった4億ドル訴訟ですが、訴えが行われた2010年12月から大きな進展があった模様です。海外のサイトBloombergとEurogamerによれば、カリフォルニア上級裁判所のElihu Berle裁判官が昨日ロサンゼルスにて行われた審問会にて、アクティビジョン側は陪審を受けるに値する証拠を提示したとコメントし、Electronic Artsによる幹部2人の雇用は完全に合法的だったという訴えを退けたとのこと。証拠や状況の検証を行う審理が2012年5月7日より行われることが決定したそうです。この件に対しアクティビジョンの弁護士Steven Marenberg氏は「決定には満足しています、審理で証拠を証明するのが楽しみです」と発言。一方、Electronic Arts側の弁護士Robert Kliger氏はコメントを辞退しています。なお騒動の発端となった元Infinity Ward幹部Vince Zampella氏とJason West氏の2人が、ロイヤリティーの支払いや『Modern Warfare』関連の著作権を求め昨年3月に始めたActivisionに対する訴訟ですが、こちらも既に今年6月に訴えが認められており、2012年初頭より審理が開始される予定となっています。
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