『Angry Birds』のRovioが狙うのは独立系スタジオのためのプラットフォーム立ち上げ? | GameBusiness.jp

『Angry Birds』のRovioが狙うのは独立系スタジオのためのプラットフォーム立ち上げ?

『Angry Birds』を世界中で大ヒットさせたフィンランドのRovio Mobile。彼らの次の一手に世界中が注目しているわけですが、どうやら独立系スタジオのためのプラットフォームの立ち上げに動いているようです。

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『Angry Birds』を世界中で大ヒットさせたフィンランドのRovio Mobile。彼らの次の一手に世界中が注目しているわけですが、どうやら独立系スタジオのためのプラットフォームの立ち上げに動いているようです。

DevelopによればRovioの幹部は既に複数のスタジオに接触。独立系スタジオが自身でモバイルゲームをパブリッシュできるプラットフォームについて説明を行ったようです。Rovio代表のPeter Vesterbacka氏はDevelopに対して「この分野で幾つかの計画がありますがまだ発表できるものはありません。もし何か実現するとすればちょっと変わったものになるでしょうね」と述べたとのこと。

Rovioは3月にSkypeの創業者であるNiklas Zennstorm氏のファンドから4200万ドルを調達していて、その用途は明らかにされていません。

『Angry Birds』は主にiOSとAndroidで3億回以上ダウンロードされたという超人気ゲーム。鳥をパチンコで飛ばして豚を退治するというシンプルながらも中毒性のあるゲーム性が人気を集めました。

『Angry Birds』をヒットさせるまでにはモバイルで50タイトル近くも失敗作を重ねてきたというRovioは莫大な投資を行ったとしても連続でゲームをヒットさせる難しさをよく知った企業であり、『Angry Birds』以降、全くの新作はリリースしていません。むしろ成功した『Angry Birds』を梃子にしてビジネスを広げる意向で、既にキャラクターグッズやアニメ化などを進めています。Developが報じたような、そのユーザー数を活かして他社のゲームビジネスを支援するプラットフォームの構築はいかにも有り得そうな話ですが、どうなることでしょうか。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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