先日、UMB TechInsightsがニンテンドー3DSの原価を101ドルと試算したというニュースをお伝えしましたが、この分野で実績のあるiSuppliは103ドルであると報告しています。103ドルの内訳は、部品の調達コストが100.71ドル、組み立てコストが2.54ドルで、計103.25ドル。店頭に並ぶ参考価格は249.99ドルです。前の世代のDSiについてiSuppliは78.12ドルと試算していますので、約3割のコスト上昇ということになります。最も高価な部品はやはり3D立体視を実現するディスプレイモジュールで、33.8ドルとなり、DSiと比較して11ドルの上昇となります。その他、プリント基板などの電子部品(20.81ドル)、ARMプロセッサ(10.02ドル)、メモリ(8.36ドル)、モーションセンサーなどのインターフェイス周り(6.81ドル)<通信モジュール(5ドル)、カメラ(4.7ドル)、電源(3.63取る)、バッテリー(3.5ドル)、本体同梱物(3.48ドル)、その他(0.6ドル)という内訳です。同社によれば大半の部品は日本国内で製造されているものの、現時点では東日本大地震や津波の影響は受けていないとのこと。ただし、今後については不透明としています。
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