THQ、第3四半期業績発表・・・海外や携帯機で苦戦 | GameBusiness.jp

THQ、第3四半期業績発表・・・海外や携帯機で苦戦

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米国のパブリッシャーTHQが発表した2011年3月期 第3四半期業績(米国会計基準)は、売上高3億1460万ドル、純損失1490万ドルでした。売上高は前年同期の3億5670万ドルから落ち込み、赤字に転落しています。

年末商戦の製品では11月にWiiで発売したタブレット「uDraw Game Tablet」が120万台を超えるセールス。定番のPS3/Xbox360の『WWE SmackDown vs. Raw 2011』も270万本を超えるセールスを記録しています。

苦戦の理由をプラットフォーム別の売上高から見ると、元々強みとしていたDSやPSPなどの携帯ゲーム分野の縮小が考えられます。前年同期と比べると約6割になっています。また、旧世代機に当たるPS2の市場もいよいよ米国でも縮小傾向にあることが分かります。PS2は前年同期には3250万ドルの売上がありましたが、今期には1300万ドルまで減少しています。

また、全体の売上が減少していますが、米国での売上はむしろ増えていて、海外(米国外)での売上の縮小がそのまま全体の縮小になっているという形です。海外での売上は前年同期の1億3000万ドルから8045万ドルに減少しています。

THQは積極的なIP戦略を取っていて「自社IPに対する戦略的な投資やデジタル収入の拡大で2012年にかけて引き続き成長が見込まれる」とCEOのBrian Farrell氏はコメントしています。4月に日本でも発売される『HOMEFRONT』(発売はスパイク)や『WWE All Stars』『ブロブ2』などの新作が今後予定されています。また、外部の著名クリエイターとの提携も進めています。

業績発表では、もともとTHQが強みとしていたムービーライセンスや子供向けタイトル、カジュアルゲームについて再構築を行っているとしています。新しいデバイス、Kinect、Move、uDraw、3DSなどに対応した形でラインナップを展開していくということです。

通期の業績は売上高8億ドル〜8億1500万ドル程度を見込み、わずかに赤字を計上する見込みです。
《土本学》

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