中国で地元発のゲーム機を展開しようという動き・・・チャイナテレコムやレノボ | GameBusiness.jp

中国で地元発のゲーム機を展開しようという動き・・・チャイナテレコムやレノボ

家庭用ゲーム機が公式には禁止されている中国。ただし、ゲーム機市場というの魅力的であるようです。

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家庭用ゲーム機が公式には禁止されている中国。ただし、ゲーム機市場というの魅力的であるようです。
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家庭用ゲーム機が公式には禁止されている中国。ただし、ゲーム機市場というの魅力的であるようです。

同国最大の通信会社であるチャイナテレコム(中国電信)は、今月初めに北京で開催されたイベントにおいてWiiのようなモーションコントローラーを使ったゲーム機を同社のIPTVパッケージに組み込む事を明らかにしたそうです。愛称は「Tigan Youxi」と呼ばれ、『ピンポン』ゲームが体験できたそうです。

同社の広報担当者であるXu Fei氏は「これは他のゲーム機と競争しようという考えのものではありません。それに他と比べて複雑な製品でもありません」とコメント。IPTVサービスへのアドオンとして月300円程度で提供されるようです。

一方、PCメーカーのレノボは「Beijing Eedoo Technology」という会社を立ち上げ、「eBox」と呼ばれるゲーム機の開発を進めています。こちらはKinectのようなモーションセンサーを搭載し体の動きで遊べるものになっているようです。発売は来年の初頭を目指し、米国やフランスなどのメーカーも含めて約30タイトル程度のゲームを準備しているようです。

ただ、どちらもゲームのデベロッパー探しには苦戦をしているようです。「あまり作れるメーカーは多くない」と担当者は語ります。

海賊版が横行する同国にあって、どちらもネットワーク接続を前提にするゲーム機になると思われます。PCのオンラインゲームやソーシャルゲームが中心の中国ですが、家庭のリビングでゲーム、という習慣は根付く事があるのでしょうか?
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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