未来は2人のスティーブンに創造される〜映画「マイノリティ・リポート」を観よ!・・・北村勝利「モバイルゲーム屋が見るビジネスの未来」第2回 | GameBusiness.jp

未来は2人のスティーブンに創造される〜映画「マイノリティ・リポート」を観よ!・・・北村勝利「モバイルゲーム屋が見るビジネスの未来」第2回

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■スティーブン・ジョブズ


Apple Newton 世界初の個人用携帯情報端末(PDA)の一つ。アップルコンピュータ社により開発され、1993年から1998年にかけて販売された
「マッキントッシュ」に始まり「Newton」「iPod」「iPhone」、そして今回の「iPad」と常にワクワクとドキドキを与えるデバイスを形にしてくれるメーカー「Apple」。

ご存知スティーブン・ジョブスの独裁的(?)なリードの元、常にユーザーの想像の上を行く、「素敵な未来」を形にした様なプロダクトを届けてくれるスティーブン。

正式にはスティーブン・ポール・ジョブズ(Steven Paul Jobs、1955年2月24日生まれの55歳)

■スティーブン・スピルバーグ


マイノリティ・レポート
正式にはスティーヴン・アラン・スピルバーグ(Steven Allan Spielberg, 1946年12月18日生まれの64歳)

ふとした折、2002年12月に公開された「マイノリティ・リポート」という映画をレンタルして見直す機会があった。ご存じない方のためにアウトラインをまとめると、

2054年のワシントンDC(米)を舞台としたサスペンス&アクション映画。主人公にトムクルーズ、監督にスティーブン・スピルバーグというゴールデンコンビに加え、TOYOTAが50年後のレクサスをプレゼンテーションする等当時は大きく話題になった作品。

当時、無謀にもユビキタス・デザインをコンセプトにした会社を立ち上げたばかりの私はこの映画に描かれた50年後の生活に大きく感動したものでした。

この映画が企画されたのが公開2年前の1999年。

リアリティにこだわりを持つスピルバーグは50年後の「現実的な未来」を形にすべく

テクノロジー、環境問題、犯罪、医薬、健康問題、社会サービス、交通機関、コンピューター技術etc

といった広範囲の有識者を集め、徹底的に50年後のワシントンDCを討議したそうです。

特に我々の関係する所では、コンピュータの在り方とインターフェイス。

もっともインパクトがあったのは認証方法に「虹彩」を用い、全ての建物や交通機関の入り口に「虹彩認証センサー」を張り巡らし、政府が管理する個人情報と連動するシーンの数々。

また「虹彩認証」はビジネスにも活用され、屋外広告の前を通るだけで通行人一人ひとりに合った広告内容が表示されるシーンも感動!

これは「虹彩」の個人認証に紐付く属性(年齢、性別)に連動するターゲティング広告が、街中のデジタルサイネージに表示される、というマーケティング的に見ると合理的且つ効果的なアドバタイズの方法ですが、実際にサービスとして見ると凄くウザい(笑)。

2002年に映画館で見たときは「なるほど!」「すげー!」って感じで、これがユビキタスっていう事なんだとリアルにイメージできた映画でありました。

モバイルデバイスが登場しなかったのが残念な所ですが。

未来を描くプロセスにおいても、テクノロジー先行ではなく、「理想の未来」「かっこいい未来」「素敵な未来」という想像(イメージ)に向かって、「じゃ実現するための課題は・・・」という風にテクノロジーが追いかける姿が1つの理想だと考えます。

ここに我々のビジネスの次の種が隠されていると思っているからです。

という観点では

「スティーブン・ジョブズ」と「スティーヴン・スピルバーグ」。

2人の天才スティーブンが未来をイメージし、我々にワクワクとドキドキを提供してくれる偉大さに感服です。

是非、まだ見ていない人だけでなく、昔見た人も再度ご覧になる事をおススメします。

まだあった8年前の特設サイト
http://movies.foxjapan.com/minority/

■著者紹介

北村勝利
1965年 福岡県田川郡生。今年で起業20年。モバイルビジネス10年のキャリア。現在はモバイル系ゲームパブリッシャー、株式会社サクセスネットワークス代表取締役。Twitterは@katz7777
共著に「マーケティング2.0」(翔泳社刊)
《北村勝利》

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