米CNBCによれば、ディズニー・インタラクティブ・スタジオは、バンジーの創業者で『Halo』シリーズの共同クリエイターを務めたAlex Seropian氏を迎えることを決定したということです。同氏はディズニーのゲーム事業全般をクリエイティブな面から指揮することになります。ディズニー・インタラクティブ・スタジオのGraham Hopperゼネラルマネージャーは「私達は他のエンターテイメント分野と同様に、ゲームでも才能ある人々を引き付けるマグネットになりたいと考えています。Alexの加入は非常に嬉しいことで、既にいる素晴らしい才能ある人々と共にこのスタジオを率いてくれることを期待しています」とコメントしています。Alex Seropian氏は1991年にバンジーを設立。2000年にマイクロソフトの傘下に入り、翌年『Halo』をリリースしました。Alex氏は2002年に『Halo 2』を発売する直前に退社、Wideload Gamesを設立しました。ディズニーは今回、Wideload Gamesも買収しています。ディズニーはゲーム事業を成長分野と位置づけ、多額の投資を行っています。既に内部の開発スタジオだけで1200名のスタッフを数える規模に成長していて、リリースするタイトルも、ディズニーのフランチャイズを活かしたものだけでなく、『スペクトロブス』『エクストリーム・レーシング -PURE-』などオリジナル作品の開発にも取り組んでいます。また、先日にはMarvelを買収していて、今後のシナジーにも期待がかかります。Alex Seropian氏が今後、どのような役割を果たし、ディズニーを引っ張っていくか注目されそうです。
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