
コーエーテクモHDは2026年10月26日、2027年3月期中間期の連結決算と、通期業績予想および配当予想の上方修正を発表しました。中間期は大幅な増収増益を達成し、経常利益と中間純利益が中間期として過去最高を更新。通期の経常利益予想も従来の420億円から510億円へ引き上げています。
今回の中間期では、前年度に発売した大型タイトルや過去作品の販売好調に加え、受取利息の増加や投資有価証券売却益も増益に寄与しています。
2027年3月期中間決算は大幅な増収増益、経常利益・中間純利益が過去最高を更新
2027年3月期中間期の連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の373億2,700万円、営業利益が同47.4%増の117億4,300万円となりました。経常利益は同43.4%増の255億2,300万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同38.1%増の185億9,600万円で、いずれも中間期として過去最高を更新しています。
前年度に発売した大型タイトルや過去作品の販売が好調に推移したほか、金融市場の動向を踏まえた資産運用による営業外収益も利益を押し上げました。
項目 | 2026年3月期中間期 | 2027年3月期中間期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
売上高 | 312億6,800万円 | 373億2,700万円 | +19.4% |
営業利益 | 79億6,400万円 | 117億4,300万円 | +47.4% |
経常利益 | 177億9,500万円 | 255億2,300万円 | +43.4% |
中間純利益 | 134億6,500万円 | 185億9,600万円 | +38.1% |
通期の経常益予想を510億円へ90億円引き上げ
中間期の好業績や通期の為替前提の見直し、事業環境および金融市場の動向を踏まえ、2027年3月期の通期業績予想を上方修正しました。
経常利益予想は従来の420億円から510億円へ90億円引き上げられました。また、売上高は910億円、営業利益は340億円、当期純利益は370億円を見込んでいます。ただし、前期実績との比較では増収ながら、各利益項目は減益となる見通しです。
項目 | 前回発表予想 | 今回修正予想 | 増減額(増減率) | 前期実績(2026年3月期) |
|---|---|---|---|---|
売上高 | 900億円 | 910億円 | +10億円(+1.1%) | 883億9,300万円 |
営業利益 | 320億円 | 340億円 | +20億円(+6.3%) | 371億6,800万円 |
経常利益 | 420億円 | 510億円 | +90億円(+21.4%) | 570億円 |
当期純利益 | 310億円 | 370億円 | +60億円(+19.4%) | 428億3,000万円 |
1株当たり当期純利益 | 95円38銭 | 110円73銭 | ― | 131円77銭 |
年間配当予想も従来の1株当たり48円から56円へ8円引き上げましたが、前期実績の66円と比較すると10円の減配となる見通しです。







