AI 時代のメール到達性などもテーマに ~ JPAAWG 9th General Meetingを 11 月 5 日・6 日に東京で開催 | GameBusiness.jp

AI 時代のメール到達性などもテーマに ~ JPAAWG 9th General Meetingを 11 月 5 日・6 日に東京で開催

JPAAWGは10月15日、高知市文化プラザかるぽーとで第8回となる年次カンファレンス「JPAAWG General Meeting」を11月4日・5日に開催すると発表した。

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JPAAWG 9th General Meeting
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 ネットワークセキュリティの脅威に対抗する国内業界団体 JPAAWG(Japan Anti-Abuse Working Group、ジェイピーアーグ)は 10 月 14 日、年次カンファレンス「JPAAWG 9th General Meeting」を 2026 年 11 月 5 日(木)・6 日(金)に東京・大手町の大手町プレイスホール&カンファレンスで開催すると発表した。一部のセッションはオンラインでも視聴できるハイブリッド形式で、参加費は無料。イベントレジストでの事前登録が必要となる。

 サイバー攻撃やフィッシングといった直接的な脅威に加え、AI の急速な進展、国際的な技術標準の変化、メール・メッセージングを取り巻く環境の変化、暗号技術をめぐる状況の変化など、セキュリティの課題は多岐にわたっている。今回は 2026 年の重要テーマとして、これらを国内外の専門家、事業者、行政機関が議論する。グローバルなアンチアビューズ活動を推進する M3AAWG(Messaging, Malware and Mobile Anti-Abuse Working Group、マアグ)や DMARC.org などの海外組織からも講演者を招く。

 初日の 5 日午前 10 時からは、M3AAWG Board of Directors Chair の Tom Bartel が基調講演「Update from M3AAWG Board of Directors」に登壇する。モバイルメッセージングの不正対策の取り組みや、オンライン詐欺・不正行為における AI の攻撃・防御両面での活用について解説する予定で、10 月 26 日から 29 日にフランス・パリで開催される第 68 回 M3AAWG General Meeting の最新情報も共有される。オンライン視聴が可能で、同時通訳が付く。

 同日午後 4 時 15 分からは、Omnivery の Alice Cornell とデリバラビリティコンサルタントの Tanya Plaza が「Optimizing Email in the Age of AI Inboxes」を講演する。Gmail、Apple Mail、Yahoo、Outlook といったメールサービスが、利用者が開く前に AI でメールを要約し、優先順位付けを行う状況を踏まえ、送信者が取るべき対応を実践的に示す。こちらもオンライン視聴が可能で、同時通訳が付く。午後 5 時 15 分からは「フィッシングの最新動向と必要な対策(2026 年度版)」を行う(現地参加のみ)。

 2 日目の 6 日には、警察庁、総務省、法務省公安調査庁、日本データ通信協会による官公庁セッションを実施する。午前 10 時からが警察庁と総務省、午前 11 時からが法務省公安調査庁と日本データ通信協会で、いずれも現地参加のみとなっている。

 同日午後 1 時からは、Hornetsecurity の平野善隆が、昨年に続き「マニアックセッション~次世代のメールプロトコルの斜め読み(2026 年版)」を担当する(現地参加のみ)。2026 年 5 月に DMARCbis が標準化されたばかりだが、DKIM2 をめぐる議論の中では 9 月に入り、Sender Policy として DMARC を改善しようとする動きも出ているという。RFC になりそうなものからそうでないものまで、メールに関するインターネットドラフトを取り上げる。

 JPAAWG 事務局は本誌の取材に対し、実務に役立つ知識を体系的に学べるセッションにも注目が集まるとしている。メールのしくみや DNS の基礎知識から、DMARC 運用に欠かせないレポート分析、さらに ARC や BIMI、DNSSEC、MTA-STS などの関連技術までを扱い、実際のサンプルデータを用いた分析を体験できる。レポートの見方だけでなく、活用方法も実践的に学べるという。また、参加者同士が経験や課題を共有しながら議論を行う点も特徴で、セミナー形式とは異なる側面から、現場の知見やノウハウに触れられるとしている。

 JPAAWG は M3AAWG の日本リージョンとして 2018 年に発足。セッションのクオリティの高さに定評がある General Meeting は、第 1 回から毎年定員を上回る参加申込がある。

《編集部@ScanNetSecurity》

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