オリコン株式会社は、グループ会社の株式会社oricon MEが実施した『電子コミックサービス』の利用実態データを2026年10月1日に発表しました。調査は週1回以上電子コミックを閲覧する15~79歳の実利用者8668人を対象に、2026年5月22日から6月19日にかけてインターネット調査の形で行われました。
電子コミックの利用方法を単一回答で聞いたところ、「無料で読んでいる」が59.3%、「有料で読んでいる」が40.7%となりました。年代別では10・20代の有料利用率が29.1%にとどまる一方、40代・50代以上では46.3%に達し、年代が上がるほど課金利用が増える傾向が示されています。

無料で読む方法としては「待てば無料」などチャージ・チケット利用が67.6%で最多となり、毎週・毎日の無料連載枠の閲覧が55.3%、期間限定の無料キャンペーンが50.6%と続きました。動画広告視聴による無料閲覧も47.9%にのぼっています。
基本無料で利用する層が課金に至ったきっかけは、無料公開分の続きが気になったためが68.9%で突出しました。割引クーポンやポイント還元が31.6%、まとめ読みニーズが30.7%と、価格面の訴求も一定の効果を持つことが分かります。

紙のマンガとの併用状況も調査されており、電子コミック利用者の58.5%が紙のマンガも読む一方、まったく読まない完全電子派は15.9%でした。購入頻度は「数ヶ月に1回程度」が26.1%で最多となり、40代・50代以上のほうが若年層より継続的に課金している傾向がみられます。

新しい作品との出会いのきっかけは、期間限定無料キャンペーンが48.7%、アニメ化・実写化などのメディア展開が48.6%とほぼ並び、SNS広告は34.5%でした。10・20代ではアニメ化・実写化が50.8%で最多となる一方、30代以上はキャンペーンが最多で、若年層ほどSNS経由で新作に触れる傾向が強いことが分かりました。







