AIクセ強テキストを人間が読みやすい文章に変換する日本語用スキル「yomiyasu」が無償公開(生成AIクローズアップ) | GameBusiness.jp

AIクセ強テキストを人間が読みやすい文章に変換する日本語用スキル「yomiyasu」が無償公開(生成AIクローズアップ)

今回は、AIが生成した独特のクセがある文章を、人間にとって自然で読みやすい日本語に推敲してくれるスキル「yomiyasu」(よみやす)を取り上げます。

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AIクセ強テキストを人間が読みやすい文章に変換する日本語用スキル「yomiyasu」が無償公開(生成AIクローズアップ)
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1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深いAI技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。

今回は、AIが生成した独特のクセがある文章を、人間にとって自然で読みやすい日本語に推敲してくれるスキル「yomiyasu」(よみやす)を取り上げます。

株式会社ALGO ARTISの大賀愛一郎さん(@oga_aiichiro)が開発し、MITライセンスで公開しています。

主に技術記事や設計書などの実務文書を対象に設計されており、CursorやClaude CodeといったAIコーディング環境に読み込ませて使用します。


▲yomiyasuのロゴ

これまでにもAIの文章を調整する試みはありましたが、例えば、特定の単語を禁止しても別の曖昧な表現に置き換わるだけで根本的な文構造は改善されず、詳細すぎる編集ルールを過剰に与えると不自然な文体を招いていました。

そこでyomiyasuは、文章の骨格そのものを見直す「7つの変換原則」を取り入れています。例えば、誰が何をするのかという主語と述語の関係をはっきりさせ、「これ」などの曖昧な言葉を具体的な名詞に直すことで、分かりやすい文章にします。

AIがよく使う「時間を溶かす」「静かに壊れる」といった比喩や擬人化をなくして客観的な表現に書き換え、また「重要なのは」などのまわりくどい前置きを省き、二重否定や修辞的対比をスッキリとした肯定文に直します。

さらに、AIは箇条書きや太字を多用する傾向がありますが、yomiyasuはこうした過剰な装飾を抑えるのに加えて、絵文字や文末コロン、不要な半角空白も抑えます。同時に、1文あたりの長さを平均30~45文字を目安とし、1文あたりの読点を2個までに制限することで、人間が息継ぎしやすい文章に変換してくれます。


▲yomiyasuの変更例(大賀さんのXより引用)

カスタマイズも可能で、指示を出す際に「技術記事向けに」「業務仕様向けに」「エッセイ向けに」といったドメインを指定することで、それぞれの場面にふさわしい文体に調整できます。

文章の中にどれくらいAIっぽさが残っているかを100点満点で採点し、警告を出してくれる専用の検査プログラムも同梱されています。

なおyomiyasuは、個人の研究・創作物であり所属企業の公式プロダクトではありませんが、勤務先であるALGO ARTIS社内で交わされたLLM文章に関する議論から、設計の着想を得らそうです。


《山下(Seamless)》

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