「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情” | GameBusiness.jp

「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”

ガチャは批判されがちな仕組みですが、近年はプレイヤー目線の工夫を取り入れた作品も増えてきました。『NTE』『NIKKE』『ブラウンダスト2』の魅力的な仕様を紹介します。

文化 その他
「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”
  • 「ガチャなのに優しい」「ぽかぽか」と評判の理由は? プレイヤーから支持される3作品から見えてくる“令和のガチャ事情”

ソーシャルゲームの多くは「基本プレイ無料のアイテム課金制」を採用しています。買い切り型のゲームと違って初期費用がかからないため、誰でも気軽に遊び始められるのが大きな魅力です。

もちろん、ゲームの開発だけでなく、サービスの運営や継続的なアップデートにも多くのコストがかかるため、完全無料で成り立っているわけではありません。その収益源として最も一般的なのが、キャラクターや武器などをランダムに獲得できる、いわゆる「ガチャ」システムです。

しかし、この「ガチャ」は、欲しいキャラクターがなかなか手に入らないもどかしさや、射幸心を刺激しやすい仕組みであることから、たびたび議論の対象となってきました。また、作品ごとに仕様は大きく異なり、目当てのキャラクターを獲得するまでに多額の課金や長期間の挑戦を求められるケースも決して珍しくありません。

一方で近年は、「ガチャ」を採用しながらも、プレイヤーから高い評価を集めているタイトルも増えています。欲しいキャラクターを入手しやすい仕組みや、長く遊ぶほど恩恵を受けられるシステムなど、それぞれ独自の工夫によって高い満足度を実現しています。

今回は、そうした代表例として『Neverness to Everness』『勝利の女神:NIKKE』『ブラウンダスト2』の3作品に注目。それぞれの「ガチャ」が、なぜプレイヤーから支持されているのかを紹介します。

なお、本稿では分かりやすさを重視するため、作品ごとの専門用語はできるだけ使用せず、一般的な「ガチャ」「天井」「ピックアップ」といった共通の呼称で解説します。

■『Neverness to Everness』――「すり抜け」が存在しない安心感

『Neverness to Everness』(以下、『NTE』)は、現代都市を舞台にしたオープンワールド型アクションRPGです。2026年4月に正式サービスを開始したばかりの新作ながら、都市を自由に探索できる独特の世界観や個性的なキャラクターが話題となり、大きな注目を集めました。

そして、『NTE』の見どころはゲーム内容だけではありません。プレイヤーから支持を集めている要素のひとつが、「ガチャ」の仕様です。

『NTE』のガチャは、多くの作品と同じく、特定のキャラクターを狙う「ピックアップ」と、さまざまなキャラクターが排出される「一般」に分かれています。

一般的なソーシャルゲームの「ピックアップ」では、最高レアが排出されたからといって、必ず対象キャラクターが手に入るわけではありません。例えば、最高レア排出率1%のゲームでは、そのうち0.8%がピックアップ対象、残る0.2%は同じ最高レアの別キャラクターというケースがよく見られます。

最高レアを引いたにもかかわらず目当てのキャラクターではなかった場合は、俗に「すり抜け」と呼ばれます。同じレアリティとはいえ、狙っていたキャラクターを逃した落胆は小さくありません。

しかし、『NTE』のピックアップガチャには、この「すり抜け」が存在しません。本作の最高レアはSランクですが、ピックアップガチャでは対象以外のSランクキャラクターが排出されない仕様になっています。そのため、最高レアが出れば、その時点でピックアップキャラクターの獲得が確定するのです。

さらに、本作には「天井」システムも用意されています。「天井」とは、一定回数ガチャを引けば最高レアを必ず獲得できる保証制度のことです。確率だけに頼ると、運が悪ければいつまでも目当てのキャラクターを引けない可能性がありますが、天井があることで「ここまで回せば必ず入手できる」という安心感が生まれます。

『NTE』では90回ガチャを引くと、必ずSランクキャラクターが排出されます。そして前述の通り、ピックアップガチャには「すり抜け」が存在しません。そのおかげで、「90回引けば必ずピックアップキャラクターが手に入る」という非常に分かりやすい仕様になっています。

また本作は、70連以降は最高レアの排出率が上昇する仕組みも採用しています。天井は90連ですが、実際にはその前にピックアップキャラクターを獲得できるケースも多く、「すり抜けなし」と合わせて、ストレスの少ないガチャとして好意的に受け止められています。

さらに嬉しいのが、天井までの試行回数が次回のピックアップガチャへ引き継がれる点です。例えば、あるピックアップガチャで89連したまま終了し、新たなピックアップガチャへ切り替わった場合、それまでの回数はリセットされません。結果として、次のピックアップガチャを1回引くだけで、確実に新たなピックアップキャラクターを獲得できます。

「あと少しで天井だったのに、ガチャ期間が終わってしまった」という経験をしたプレイヤーは少なくありません。そうした不満を解消しつつ、「すり抜けなし」というシステムを組み合わせた『NTE』のガチャは、近年登場した作品の中でも特に評価の高いシステムのひとつと言えるでしょう。



《臥待 弦@インサイド》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら