G2 Studiosは、『ポケモンGO』を開発・提供するNiantic, Inc.（以下、ナイアンティック）と事業提携したことを発表しました。この提携により、ナイアンティックの提供するAR技術を活用した販促サービスの開発支援を開始します。また、提携の第一弾として、台湾のエバー航空へのサービス支援を予定しています。
G2 Studiosは、スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営を通じて、会社のミッションである「アソビ創造集団。」の達成に向け、事業を推進。2022年4月には、「xRディビジョン」を組織化し、エンターテインメント領域におけるXR（AR/VR/MR）の技術を組み合わせたコンテンツの開発や、商品・サービスの販売促進支援に取り組んできたといいます。
今回の提携により、ナイアンティックが提供するWebAR開発プラットフォーム「8th Wall」を活用し、G2 Studiosが制作するARコンテンツとそのユーザー体験をより多くの人々に届けられることが可能に。ゲーミフィケーションを基軸に、遊び心を大切にしたARコンテンツによって、これまで以上に多くの販売促進の仕掛けを提供したいとしています。
「8th Wall」は、Webだけで完結するAR開発ツールで、特定のアプリのダウンロードは必要なく、あらゆるデバイスで楽しむことができます。G2 Studiosが制作したARコンテンツを「8th Wall」上にアップロードすることで、アクティベーションの労力やエントリー障壁を減らすことが可能となり、より多くのユーザー体験を提供できるとのことです。
提携の第一弾である台湾のエバー航空とのサービス開発では、新機材の機内の様子を「8th Wall」上で表現し、AR体験を通じてユーザーに快適さとラグジュアリー感を伝えるなど、さまざまなコンテンツ制作を進めていくとしています。
