ディレクションやデバッグなど多くの業務がワンオペの過酷な開発環境…DMMのとあるブラウザゲームがサービス終了へ | GameBusiness.jp

ディレクションやデバッグなど多くの業務がワンオペの過酷な開発環境…DMMのとあるブラウザゲームがサービス終了へ

売上状況は問題ない水準に達していたとの事。

ゲーム開発 サーバー・ホスティング
ディレクションやデバッグなど多くの業務がワンオペの過酷な開発環境…DMMのとあるブラウザゲームがサービス終了へ【UPDATE】
  • ディレクションやデバッグなど多くの業務がワンオペの過酷な開発環境…DMMのとあるブラウザゲームがサービス終了へ【UPDATE】
  • ディレクションやデバッグなど多くの業務がワンオペの過酷な開発環境…DMMのとあるブラウザゲームがサービス終了へ【UPDATE】

天狐とシンク・アンド・フィールが開発・運営してDMM GAMESが配信するブラウザゲーム『英雄*戦姫WW』および『英雄*戦姫WWX』が、2022年3月29日12時をもってサービスを終了することが発表されました。

サービス終了に伴い、2月28日16時には有償アイテム「英雄結晶」の購入を停止し、3月29日にサービスが完全に終了されます。未使用分「英雄結晶」の払い戻しは、App Store版に限り3月29日16時~6月28日16時までの申し出で払い戻しが実施。GooglePlay版やDMM GAMES版の払い戻しは不可能となっています。

開発・運営元のひとつである天狐のホームページでは、本作にまつわる過酷な環境が明かされていました。本作の売上水準は問題ないレベルに達していたものの、各種ディレクションやシナリオ・スクリプト制作、ビジュアル関連素材の制作進行、デバッグなどゲームの根幹を支える大部分の作業が天狐のスタッフ一人に集中するという状況になっていたといいます。

クオリティと健康状態のどちらかを犠牲にして運営を継続するという案もあったとしていますが、スタッフの健康と『英雄*戦姫』シリーズの継続を優先すべきであると判断したため、天狐からDMM GAMESとシンク・アンド・フィールにサービス終了を提言したとのことです。

なお、『英雄*戦姫』シリーズは今後、開発チームにスタッフを加え新たな形で提供したいと考えているとのことです。しかしまだ確定事項ではなく、確定した場合でもリリースまでには時間がかかる見込みですが、「健全な状態で制作できるよう環境を整えております」という点を強調しました。

※UPDATE(2022/2/28 18:30):見出しの表現を変更しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。


ディレクションやデバッグなど多くの業務がワンオペの過酷な開発環境…DMMのとあるブラウザゲームがサービス終了へ【UPDATE】

《みお@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら