サウンドミドルウェア「CRI ADX2」に「CRI Atom Craftロボット」機能が実装―大規模ゲーム開発に必須の自動化をサポート | GameBusiness.jp

サウンドミドルウェア「CRI ADX2」に「CRI Atom Craftロボット」機能が実装―大規模ゲーム開発に必須の自動化をサポート

CRI・ミドルウェアは、自社が提供しているサウンドミドルウェア「CRI ADX2」の大型アップデートにて、「CRI Atom Craftロボット」機能を実装したと発表しました。

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サウンドミドルウェア「CRI ADX2」に「CRI Atom Craftロボット」機能が実装―大規模ゲーム開発に必須の自動化をサポート
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CRI・ミドルウェアは、自社が提供しているサウンドミドルウェア「CRI ADX2」の大型アップデートにて、「CRI Atom Craftロボット」機能を実装したと発表しました。

「CRI Atom Craftロボット」は、ゲーム開発が大規模になるにつれ必須となる自動化をサポートする機能で、各タイトルに合わせたオーサリングツール「CRI Atom Craft」のカスタマイズを可能にします。これにより、クリエイターの目的に合わせた開発作業の正確かつ確実な自動処理が可能となり、ゲームの開発効率がアップ、より高水準なサウンド演出の実現に取り組むことが出来るようになるとのことです。

サウンドミドルウェア「CRI ADX2」に「CRI Atom Craftロボット」機能が実装


本機能は、各ゲームタイトルに合わせたADX2のオーサリングツール「CRI Atom Craft」のカスタマイズを可能にします。クリエイターの目的にあわせ、外部機能との連携や膨大なサウンドファイルの正確かつ確実な自動処理が可能となるため、ゲーム開発の効率化がさらに進み、よりリッチなサウンド演出の実現に貢献します。

ゲーム開発が大規模になるにつれて欠かせない自動化をサポートする「CRI Atom Craftロボット」

昨今、ゲーム開発の大規模化に伴い、開発作業量が膨大となったことで起こる手作業によるミスを避けるため、適切な箇所において自動化を行う、という手法を取ることが増えてきました。ゲームサウンド制作においても、サウンドファイル数が数千、数万を超えたり、世界観のより繊細な表現やプレイヤーの没入感を増すため、細かなサウンド演出を付ける機会が多くなるなど、自動化が必要な状況になっています。従来より、CRIではこれら作業の効率化、および人為的ミスの防止をサポートするべく、ツールのアップデートを都度行ってまいりましたが、今回リリースした「CRI Atom Craftロボット」機能を合わせて活用することで、CRI側の対応を待つことなく各々の開発環境に独自でカスタマイズ・自動化・外部ツールとの連携機能を実装することが可能となるため、開発のさらなる効率化が見込めます。

便利なサンプルスクリプトを提供

「CRI Atom Craftロボット」機能を追加したツールのSDKには、ダウンロード後すぐに使えるサンプルスクリプト、およびマニュアル・チュートリアルを同梱しています。SDKダウンロード後、サンプルスクリプトをそのまま使用してツールをカスタムしたり、チュートリアルを参考にした独自のスクリプト制作にすぐ着手することができます。

【サンプルスクリプト例】
  • セレクタからスイッチキューの作成
  • マルチチャンネルを簡単に作成
  • AISACのコピーを簡単にする
  • カテゴリ一括置換
  • キュー名・キューID重複チェック

オプションで「CRI Atom Craft ロボット」カスタムサポートもご用意

ADX2のサウンドオーサリングツールを自社の環境に合わせてカスタマイズしたい、しかし社内で実装が困難な場合は、CRI専門スタッフがお客様のご要望、開発環境にあわせたスクリプトをご用意し、サポートいたします。工数に応じた有償メニューとなりますので、詳細はお問合せください。

公式サイト:https://game.criware.jp/products/adx2/
《Ten-Four》

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