『StarCraft II』や『SpringRTS: 1944』などのRTSがDARPA主導の軍事AI研究計画に使用される | GameBusiness.jp

『StarCraft II』や『SpringRTS: 1944』などのRTSがDARPA主導の軍事AI研究計画に使用される

DARPAが「Gamebreaker」計画に『StarCraft II』や『SpringRTS: 1944』を使用していることを明かしました。

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『StarCraft II』や『SpringRTS: 1944』などのRTSがDARPA主導の軍事AI研究計画に使用される
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アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、軍事AIの研究計画「Gamebreaker」にて、『StarCraft II』や『SpringRTS: 1944』『Command: Modern Operations』などのRTS作品を使用していることを明かしました

「Gamebreaker」計画はビデオゲームにAIを開発・適用。バランスを定量的に評価し、それに大きく寄与する根本的なパラメータを特定して、ゲームを最も不安定にする新機能や戦術の発見が目的です。これにより兵棋演習における設計上の考慮事項を覆すことを目指しています。

DARPA戦略技術部Dan “Animal” Javorsek中佐は「ビデオゲームのバランスを評価して操作する一般的な方法を見つけ出せれば、それらのAIアルゴリズムを国防総省の兵棋演習に適用し、訓練に使用できるのではと期待している」とコメントしています。

同計画には、マサチューセッツ工科大学と組んだAurora Flight Sciences社やカリフォルニア大学サンタバーバラ校と組んだAIMdyn社など9チームが取り組んでおり、Javorsek中佐は「様々なゲームでAIを開発していく中での共同作業を楽しみにしている」と述べています。
《大塩@Game*Spark》

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