『CoD:MW』『Warzone』D-Dayのスキン「Border War」が名称変更―警察暴力の正当化に結びつくためか | GameBusiness.jp

『CoD:MW』『Warzone』D-Dayのスキン「Border War」が名称変更―警察暴力の正当化に結びつくためか

いくつかの海外メディアは、同スキンの旧称・旧説明文について「警察組織による暴力(Police Brutality)を正当化している」ようにも捉えられると指摘しています。

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『CoD:MW』『Warzone』D-Dayのスキン「Border War」が名称変更―警察暴力の正当化に結びつくためか
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Anyone noticed that they renamed it to this from Border War? from r/modernwarfare

Infinity Wardは『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(Call of Duty: Modern Warfare)』および『コール オブ デューティ ウォーゾーン(Call of Duty: Warzone)』について、D-Dayのオペレータースキン「Border War」とその説明文を変更しました。

米国の国境警備隊(United States Border Patrol)をモチーフにしたと思われる「Border War」は、「POLICE」パッチやテキサス州旗のついたプレートキャリアと大きなカウボーイハットを身に着けたスキンで、「Show them the error of their ways and make them pay with D-Day's Border War Operator Skin.(このスキンで奴らが間違っていることを示して罪を償わせよう)」という説明文が添えられていました。現在では「Home on the Range」と改称され、説明文もシカ猟をモチーフにしたものに変更されています。


Infinity Wardは今回のスキン名称・説明文変更について具体的な理由は明かしていませんが、KotakuEurogamerといった海外メディアは、同スキンの旧称・旧説明文について「警察組織による暴力(Police Brutality)を正当化している」ようにも捉えられると指摘しています。

Infinity WardとActivisionは、早くから#Black Lives Matter運動への賛同を表明していたほか、差別的なユーザーネームの撲滅や、従来と異なる意味を持ち始めた「OK」ジェスチャーの削除など、ヘイトに結びつく、あるいは結びつき得る要素についての対策を矢継ぎ早に講じてきました。
《S. Eto@Game*Spark》

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