瀬川:そういった意味では、カルチャライズなども手伝って頂きましたね。『PSO2』は基本的にPlay to Winのゲームで、お金を払っていただいたからといってすぐに強くなれるゲームではありません。このシステムはPay to Winのオンラインゲームが主流な国では理解されず、むしろ「お金を払ったのになぜ強くなれないのか?」と反発を招くこともあります。私自身は「面白いものは万国共通だろう」と思っていたのですが、意外とそうでもないことがこれまでの経験から分かってきました。そのため、北米のユーザーがどういった遊び方をするかβテスト時点で徹底的に調査したいと思っていました。そこで、アメリカに拠点があり、ノウハウも豊富なマイクロソフト様にもご協力頂くことで、しっかりと現地の方へのユーザーテストを重ねることができました。あとは、ゲーム会社でもマイクロソフト様とだからこそできる様々な協業は、大きなメリットになっていますね。