『バトルテック』関連作品の機体デザイン訴訟が和解へ―既存機体デザインは継続使用可能 | GameBusiness.jp

『バトルテック』関連作品の機体デザイン訴訟が和解へ―既存機体デザインは継続使用可能

先日お伝えした、巨大ロボットでの戦闘をテーマにしたボードゲーム「バトルテック」並び関連作品の、一部メカデザインに関する訴訟。米Harmony Goldから訴訟を受けていた、『MechWarrior Online』などを手がけるPiranha Gamesは、同訴訟が解決したと公式に発表しています。

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問題となった機体の内一機

先日お伝えした、巨大ロボットでの戦闘をテーマにしたボードゲーム「バトルテック」並び関連作品の、一部メカデザインに関する訴訟。米Harmony Goldから訴訟を受けていた、『MechWarrior Online』などを手がけるPiranha Gamesは、同訴訟が解決したと公式に発表しています。

公式発表では、訴訟は条件など未公開の和解という形で決着し、今回の訴訟の原因となっていた“Harmony Goldが海外版権を持つ、日本アニメのメカ”をモチーフにした機体の使用は(少なくとも『MechWarrior Online』においては)問題なくそのまま継続されるとのこと。

問題となった機体の内一機

海外掲示板Redditにて掲載された裁判所文書によれば、これはPiranha Gamesだけに限らず、今回提起されたHarmony Goldによる訴訟の残りのケース全てに関連しており、これを持って原作ボードゲーム「バトルテック」を展開するCatalyst Game Labsに対する訴訟も和解となりました。先日発売となったSRPG『BATTLETECH』を手がけたHarebrained Schemesへの訴訟は先んじて棄却という形で決着を見ています。

問題となった機体の内一機

なお、今回の訴訟3件の内、Catalyst Game Labsについては予てより裁判を欠席しており、Harmony Goldは優位に裁判を継続できる状況であったため、和解条件こそ不明ながら、全体的に「バトルテック」側に大幅に有利な形で決着した可能性を推察することができます。

和解条件が不明であるため、この決着が今後の「バトルテック」関連IP作品に与える影響は明らかになっていません。しかしながら、『MechWarrior Online』でのデザイン使用の継続を考えれば、裁判以前に『BATTLETECH』においてアナウンスされていた、“ウォーハンマー”や“ライフルマン”といった、日本のファンにも馴染み深い機体が再登場する可能性も。

問題となった機体の内一機

また、2019年に発売予定のシリーズ最新作『MechWarrior 5: Mercenaries』や今後の「バトルテック」関連作品での同様の機体の登場にも期待できる形。果たして20年近く「バトルテック」において影を落としてきた機体デザインの問題は解決を見たのでしょうか。ファンの注目が集まる所です。
《Arkblade@Game*Spark》

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