ドワンゴは4月16日、VR向け3Dアバターファイル形式「VRM」の提供を開始しました。「VRM」はプラットフォーム共通のファイル形式で、対応している全てのアプリケーション上で同じ3Dモデル・アバターを利用することができます。今まではVR空間上で人型のアバターを使用しようとした場合、クリエイターが使用するモデリングツールが違う等の理由で、アプリケーションやゲームでの相互利用が難しい状況にありました。同フォーマットは、プラットフォームに依存しない3Dアバターファイルフォーマットを提案しており、クリエイターの負担軽減にも繋がることが予想されます。「VRM」フォーマットの大きな特徴は、人型のキャラクター・アバターが取り扱いやすい点です。Unity上でVRMファイルを読み書きできるように設計されていますが、フォーマットそのものは環境に依存しておらず、他エンジン上でもアバターが利用可能となっています。従来のファイルとは異なり、同フォーマットにはデフォルトで改変、暴力的な振る舞い、性的振る舞い、宣伝利用などの可不可を規定できるよう設計されています。ドワンゴはこの仕様について「アバター(3Dモデル)を他のユーザーへ送信したり、共有などして利用したりする際に許諾に関する混乱を防ぐため」としています。今回の開発・研究に賛同しているのは、インフィニットループ、エクシヴィ、オーナカ、Gugenka from CS-REPORTERS、クラスター、Psychic VR Lab、ViRD、ハラシスなどです。
ドワンゴが「ゆっくり実況」「ゆっくり解説」「ゆっくり劇場」の商標出願を発表―「ゆっくり茶番劇」商標権に関する対応で 2022.6.2 Thu 商標登録による独占防止を目的とした出願とコメントしています。
映画「アバター」原作のアクションADV『Avatar: Frontiers of Pandora』2023年または2024年への発売延期が明らかに 2022.7.22 Fri 映画3作目の公開時期に近くなってしまうかも?