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マーベラス2018年3月期 第2四半期決算―『ログレス』不調も、コンシューマ・音楽映像は好調で増益に

マーベラスは2018年3月期 第2四半期決算を発表しました。オンライン事業の売上減少などにより売上高は減収となりましたが、コンシューマ・音楽映像事業の好調により、利益面では増益の結果です。

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マーベラス2018年3月期 第2四半期決算―『ログレス』不調も、コンシューマ・音楽映像は好調で増益に
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マーベラスは2018年3月期 第2四半期決算を発表しました。

発表によると、第2四半期連結累計期間の業績は、売上高110億1,400万円(前年同期比15.3%減)、営業利益17億6,400万円(同33.9%増)、経常利益17億8,400万円(同69.1%増)、純利益12億3,600万円(同54.7%増)となっています。オンライン事業の売上減少などにより売上高は減収となりましたが、コンシューマ・音楽映像事業の好調により、利益面では増益の結果です。

セグメント別に見ると、オンライン事業では、既存の主力タイトルである『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が低調に推移したことなどによって減収減益となっています。新作タイトルとしては『戦刻ブラッドナイト』、『おそ松さん よくばり!ニートアイランド』と2本の新作スマホ向けゲームアプリをサービス開始。一方、一部の不採算タイトルはサービス終了を決定して開発費用を一括計上しています。第3四半期以降に関しては、3作品の事前登録が現在行われている他、未発表タイトルも1本開発しているとのことです。

コンシューマ事業では、前期にPS Vita・PS4向けにリリースされた『Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ』のNintendo Switch、PC版を新たに発売。同じく前期にリリースした『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH(PS4)』を北米・欧州でリリースしています。前記リリースタイトルのリピート販売と合わせて好調に推移したとのことです。アミューズメント部門では『ポケモンガオーレ』も夏季商戦のイベントなどで好調。セグメント全体の売上高は前年同期比でほぼ横ばい、利益は161.5%増という結果になっています。

第3四半期以降の取り組みとしては、パッケージでは『牧場物語 ふたごの村+』、『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』などの主力タイトルを展開予定。アミューズメントでは、新たにプライズゲーム市場に参入するとのことです。

2018年3月期の通期業績予想に関しては、5月11日発表の予想から変更されていません。
《GameBusiness.jp》

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