4月25日から4月27日までの3日間、ネクソンの連結子会社であるNexon Korea Corporationが、ゲーム開発者の祭典、Nexon Developers Conference(以下NDC17)を開催されました。Amazon Game Studios『Breakaway』チーム シニアプロデューサー Michael Willette氏の「Amazonのゲーム開発者のためのEnd to Endソリューション 新作ゲーム『Breakaway』における実例」セッションのレポートをお届けします。
まず1つ目が、個人の能力が思う存分発揮できるようにすること。TwitchのCEOは、「Twitchで人気のあるタイトルは、『Minecraft』のような個人の創造性をアピールすることができるゲーム、『League of Legends』のような、個人の実力をアピールできるゲーム」だとWillette氏に話したといいます。そこでコアコンバートを調整してスキルの差を付け、プレイヤー、視聴者のどちらにも情報を与えるようにして、タイムリーに攻撃させるためにクールダウンタイムを導入したのだと述べました。
3つ目はアクションの促進。マッチを知らせるベルがなるとすぐプレイできるようにし、ダウンタイムを極力抑える形に調整したといいます。『Heroes of the Storm』や『League of Legends』は20分~1時間の試合時間ですが、『Breakaway』は最大20分、5戦中3戦先取で勝利とすることでスピーディにバトルを展開できるようにしたと述べました。
7つ目は劇的な逆転要素。Willette氏は劇的なプレイをできるゲームは人気、観覧性ともに高く、ウメハラ氏の『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』における伝説ともいえる「背水の逆転劇」や『League of Legends』における、xPekeの有名なバックドアプレイを例に挙げ、このような劇的な瞬間が起こることは非常にまれではあるが、こういった要素もゲームに影響しており、『Breakaway』にもこういった盛り上がりを起こせるような仕組みを取りいていると話しました。