株式会社イードは、近年急成長を遂げているバーチャルリアリティ(VR)市場への本格参入を発表。サービスの第1弾として株式会社シータと業務提携を行い、アイドルの実写映像に特化した高品質なVR映像配信プラットフォーム「EINYME(エイニーミー)」(http://einy.me/)を本日より公開しました。VR映像プラットフォーム「EINYME」(エイニーミー)について「EINYME」は、アイドル映像に特化した実写VRコンテンツを配信するプラットフォームとなっており、アイドル達とVR空間で触れるような、ドキドキ体験ができる映像を配信していきます。無料会員登録の後、パソコンでコンテンツをダウンロードすると、「Oculus Rift(オキュラスリフト)」または「Gear VR(ギアブイアール)」にて視聴可能となります。現在、一部のコンテンツを無料配信中です。「EINYME」はVR映像配信プラットフォームとして、自社制作コンテンツの配信のみならず、他社制作によるコンテンツ配信にも広げるとともに、PC以外の提供環境についても準備を進めていくとのことです。今回の業務提携についてイードは、コンテンツマーケティング企業として「iid-CMP(iid Content Marketing Platform)」をビジネスの基盤となるプラットフォームとして位置付け、顧客・ユーザに対してマーケティングサービス、コンテンツを提供しております。現在では、20ジャンル48メディアを運営し、メディアプラットフォームの運営ノウハウを蓄積するとともに、多業種における顧客へのマーケティングサービス、コンテンツ支援を実施してまいりました。一方、シータは、高品質な3D対応のVR映像の制作技術に優れ、実写VRコンテンツが本来の意味での「仮想現実」となるために欠かせない立体視・立体音響を備えたコンテンツの制作技術と配信技術により、これまで数多くの案件に携わってきました。本提携では、シータのVR映像撮影・コンテンツ技術力と、イードのコンテンツマーケティング事業ノウハウを組み合わせることにより、VR映像を活用したメディアビジネスやプロモーション企画を共同で展開するとともに、さらに高品質なVR映像制作の共同研究にも取り組んでまいります。イードは上記のようにコメントし、本提携を皮切りに実写VR映像の制作および販売プラットフォームの領域でナンバーワンを目指すとともに、メディアビジネスにおけるVR技術の活用を進め、2025年には350億ドル規模に成長すると予測されている(ゴールドマン・サックス調べ)VRソフトウェア市場に積極的に展開していくと意気込みを見せています。「Oculus Rift」「HTC Vive」「PlayStation VR」といったVR機器に溢れる2016年は「VR 元年」と呼ばれており、前述のようにさらなる市場の拡大が期待されます。それに伴う新たな形のコンテンツの登場は多くの分野に影響をあたえるのではないでしょうか。
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