Cygamesがアニメ美術の草薙を子会社化―全株式を取得 | GameBusiness.jp

Cygamesがアニメ美術の草薙を子会社化―全株式を取得

企業動向 発表

ゲーム会社のCygamesは、6月2日にアニメ・ゲームの美術スタジオである草薙の全株式を取得する株式譲渡契約を締結したことを明らかにした。草薙はCygamesの子会社となる。
草薙は1990年に現代表取締役の中座洋次らにより設立、アニメやゲームの美術に特化した有力スタジオとして広く知られている。数多くの人気作、傑作の背景美術、美術設定を手がけてきた。アニメでは『鋼の錬金術師』や『機動戦士ガンダム00』『TERRAFORMARS』など多数、ゲームでは「FINAL FANTASY」シリーズ、『ニノ国』など代表作が数多い。クオリティの高さで定評がある。

今回の株式譲渡は、事業継承先を探していた草薙と、コンテンツのクオリティを高めるパートナーを探していたCygamesとのニーズが一致した結果だという。草薙の中座洋次代表取締役は、今回の決定を2D背景イラストや3DCGデザインの技術をさらに活かすためと説明している。また、アニメだけでなく、ゲームの制作にも積極的に参加協力するとしている。事業の拡大にもつながりそうだ。
一方、Cygamesの渡邊耕一代表取締役社長は、互いの強みを活かしてシナジー効果の発揮を目指し、新たなコンテンツの創出につなげるとしている。

ゲーム会社によるアニメ美術スタジオの子会社化は、業界関係者にも大きな驚きを与えそうだ。一方で近年Cygamesはゲームに加えてアニメ分野へ積極的に進出している。アニメ『神撃のバハムート GENESIS』の製作、さらにアニメ事業部の設立と、本格的にアニメビジネスに関わっている。
2016年春にはアニメ制作スタジオのCygamesPicturesも設立した。これでアニメーション制作にも関わる。これに続く、草薙の子会社化でCygamesのアニメ業界での存在感は大きく高まりそうだ。同時に異業種からの本格的なアニメビジネス参入は、これまでのビジネスプレイヤーにも大きなインパクトを与えるに違いない。

Cygamesがアニメ美術の草薙を子会社化 全株式を取得

《animeanime》

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