任天堂、平成28年3月期決算を発表…『スプラトゥーン』427万本、『マリオメーカー』352万本と好調 | GameBusiness.jp

任天堂、平成28年3月期決算を発表…『スプラトゥーン』427万本、『マリオメーカー』352万本と好調

任天堂は、平成28年3月期の決算を発表しました。

企業動向 業績
任天堂は、平成28年3月期の決算を発表しました。

売上高は5,044億円となり前年同期と比べ8.2%減、また営業利益は328億円と32.7%増に。そして経常利益は287億円(前年同期比 59.2%減)、最終利益165億円(同 60.6%減)となり、営業利益のみ増益でほかは減益という結果を迎えました。

またハード別の経営成績も公開されており、3DSでは、全世界で発売した『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』が304万本、『ポケモン超不思議のダンジョン』が122万本を記録。好調なタイトルもあるものの、前期の『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』や『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』といった、プラットフォーム全体を活性化させるタイトルにはあまり恵まれず、本体の販売台数は679万台、ソフトウェアの販売本数は4,852万本となりました。

Wii Uでは、『スプラトゥーン』(427万本)と『スーパーマリオメーカー』(352万本)がプラットフォームの活性化に貢献し、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD』も好調な滑り出しを見せています。その結果、本体の販売台数は326万台、ソフトウェアの販売本数は2,736万本に。

amiiboも好調に推移しており、フィギュア型が約2,470万体、カード型が約2,890万枚を記録。加えて、3DSやWii Uにおけるゲームの追加コンテンツなどの販売も伸びており、ダウンロード売上高合計で439億円に。また、3月に配信を開始した『Miitomo(ミートモ)』も良好なスタートを切っており、新たな展開やデジタルコンテンツが順調な動きを見せる形となりました。

なお同社は、「監査等委員会設置会社」へ移行する方針および「執行役員制度」の導入について決議したとの発表も行いました。取締役会の監査・監督機能を強化してコーポレート・ガバナンス体制の一層の充実を図るとともに、業務執行における責任の所在を明確にし、事業環境の急激な変化にも適切かつ迅速に対応できる機動的な経営体制を構築することを目的に、移行・導入に踏み切ったとしています。
《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

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