グーグルは米国時間の9月28日、同社が開発した教育機関向けVRツール「Expeditions」を発表した。VR(バーチャルリアリティ)技術を利用したツールで、世界各国の教育機関向けに無料で提供していくという。 Expeditionsは、ダンボール製のヘッドセット型端末とエイスース(Asus)製のスマートフォン、操作用タブレット用のソフトウェアからなるVRツールキット。コンテンツにグーグル「Street View」の360度画像を利用することで、教室にいながらにして児童生徒はさまざまなVRツアーを体験できるようになるという。 グーグルが現時点で用意しているVRツアーは100以上あり、中国の万里の長城や「ロミオとジュリエット」の舞台ヴェローナ、サンゴ礁の海に潜るなど、世界中のあらゆる場所に児童生徒を連れていくことができる。 現在、大学のキャンパス見学や職業人の仕事中の視点を仮想体験するものなど、キャリア設計に役立つ新たなVRツアーのコンテンツも開発中だという。グーグルでは、Expeditionsの利用方法に関する導入レクチャーを各国の学校で順次実施する予定。今後は教育機関向けに無料で提供するが、将来的には有料販売していきたい考えだという。
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