米マイクロソフトの研究部門であるMicrosoft Research Labが、スマートフォンのカメラを3Dスキャナにできるアプリ「MobileFusion」を開発したと発表した。現在はまだ研究段階で、リリース日時などはまだ未定とのこと。「MobileFusion」は、スマートフォンのカメラで対象物を360°撮影するだけで3Dモデリングデータを作成できるアプリ。これまで立体の3Dデータ化には専用の3Dスキャナが必要だったが、同アプリを使用すれば手持ちの端末を3Dスキャナのように使用することができる。同アプリを開発したのはPushmeet Kohil氏とShahram Izadi氏で、もともと両氏はKinectで3Dモデルを作成する技術「Kinect Fusion」を研究・開発していた人物。この「MobileFusion」もKinectの技術の応用で開発されているという。
静止画から高精細な3Dモデル生成できる注目技術「Sparc3D」に異変。オープンソースではなく商用化に舵切ったHitem3Dでどう変わるのか?(CloseBox) 2025.6.27 Fri 筆者はこのところ、静止画から3Dモデルを生成するSparc3Dという…