訴訟は、McRo社が所有する「3Dキャラクターの口唇と表情を自動でアニメーション化する」という2つの特許に関連して行われたもの。McRo社は、Activision Blizzardを始め、スクウェア・エニックスやSCE、Rockstar Gamesなど42のゲーム会社に対して特許侵害を主張していました。
カリフォルニア州中部地区地方裁判所は、特許は発明概念に欠いていることで一致し、請求は芸術の進歩を促進するものではなく、阻害するものであるとの判決を下しました。今年6月に行われたAlice社とCLS BANK社の最高裁判決「抽象的なアイデアには特許性が無い」という先例に従い特許は無効となっています。
この特許問題に関しては、2013年に今は無きTHQがMcRo社に対し60万ドルを支払うことで和解を成立していました。今回の判決が過去に遡って適用されることは無いため、THQに返金されることはありません。