国内向けは一段落し、いよいよ海外展開のフェーズ! 『出動!美女ポリス』で韓国市場を攻めるGNTの戦略とは? | GameBusiness.jp

国内向けは一段落し、いよいよ海外展開のフェーズ! 『出動!美女ポリス』で韓国市場を攻めるGNTの戦略とは?

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「Global Network Technology」を社名に掲げる株式会社GNT。eコマースやソーシャルメディアなど、創業以来モバイル向けサービスを展開し、ゲーム事業もフィーチャーフォン向けに早くから行ってきました。2012年からはスマートフォン向けソーシャルゲームに本格参入し、
  • 「Global Network Technology」を社名に掲げる株式会社GNT。eコマースやソーシャルメディアなど、創業以来モバイル向けサービスを展開し、ゲーム事業もフィーチャーフォン向けに早くから行ってきました。2012年からはスマートフォン向けソーシャルゲームに本格参入し、
  • 「Global Network Technology」を社名に掲げる株式会社GNT。eコマースやソーシャルメディアなど、創業以来モバイル向けサービスを展開し、ゲーム事業もフィーチャーフォン向けに早くから行ってきました。2012年からはスマートフォン向けソーシャルゲームに本格参入し、
  • 「Global Network Technology」を社名に掲げる株式会社GNT。eコマースやソーシャルメディアなど、創業以来モバイル向けサービスを展開し、ゲーム事業もフィーチャーフォン向けに早くから行ってきました。2012年からはスマートフォン向けソーシャルゲームに本格参入し、
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「Global Network Technology」を社名に掲げる株式会社GNT。eコマースやソーシャルメディアなど、創業以来モバイル向けサービスを展開し、ゲーム事業もフィーチャーフォン向けに早くから行ってきました。2012年からはスマートフォン向けソーシャルゲームに本格参入し、『出動!美女ポリス』『あやかし百鬼夜行』『デスペラード』とヒットタイトルを連作。2013年10月には台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア向けに『出動!美女ポリス』の一斉配信を開始しています。

その同社が満を持して韓国市場に参入し、『出動!美女ポリス』の配信を開始することになりました。オンラインゲーム先進国の韓国市場に参入するにあたり、どのような戦略を描いているのか、コンテンツ事業部長の河本直己氏に伺いました。

―――今日はよろしくお願いします。11月に韓国・釜山で開催されたG-STAR2013に来場されたそうですね。

河本: はい、当日は一般来場者と同じ行列に並んで来場したのですが、中学生や高校生が多くて、東京ゲームショウよりも来場者傾向が若く、驚きましたね。各社のブースはPCオンラインゲーム、タブレットが中心で、しかもリッチなコンテンツが多く、コアゲーマー向けの展示が中心だと感じました。一方で街中を観察してみると、スマートフォンユーザーが圧倒的に多くて、カジュアルなゲームをプレイしている。コアゲーマーとカジュアルゲーマーの二極化が、日本以上に進んでいるように感じました。そういった背景もあり、韓国でも、スマートフォンアプリで十分勝負ができると思いました。

―――河本様はもともとゲーム畑だったのですか?

河本: いえ、最初はeコマース事業で自社プラットフォームの立ち上げと運用をしていました。本格的にゲームに携わったのは2年くらい前からですね。最初はスマートフォン向けにブラウザタイプのゲームを展開していました。いわゆるガワネイティブと呼ばれるタイプのゲームです。ただ、運用していく中で、eコマース事業と相通じるところがあるのかなと思いました。お客様の動向を見ながらコンテンツの中身を変えていく点では、eコマースもブラウザゲームも同じですからね。

―――なるほど、それは言われてみれば確かに・・・。

河本: ただ、最近ネイティブアプリが増加して、コンテンツがリッチになってきたことで、違いを感じるようになりました。コンソールゲームと遜色ないものも出てきていますよね。ゲームデザインやプランニングなどで、コンソールゲーム系企業の底力も感じます。我々も負けないように頑張っていきたいですね。

―――韓国市場は『出動!美女ポリス』が初めての投入となりますか?

河本: いえ、実は一足早く、グループ会社のICJから『あやかし百鬼夜行』を2013年10月に韓国で提供開始しました。パブリッシャーはネオサイオン社です。Android版とiOS版を同時リリースしています。もっとも、まだまだ手探り状態というのが正直なところですね。

―――韓国のモバイルゲーム市場をどのように分析しますか?

河本: プラットフォームという意味では、カカオトークも人気を集めていますが、やはりAndroidのGoogle Playが強い点が特徴的ですね。ほとんど一強といっていいほどです。しかも日本のようにフィーチャーフォン向けのブラウザゲーム市場があって、そこから暫定的にネイティブアプリに移行しているのではなく、最初からネイティブアプリで市場が立ち上がってきたのが特徴的です。もともと韓国はPCオンラインゲームの市場があり、そこからモバイルに移ってきたので、お客様のオンラインゲームに対する目利き力が強い。世界的にみても、かなり最先端の市場だと思いますし、競争も激しいと思います。

―――ローカライズやカルチャライズなどは、どのようにされていますか?

河本: ネオサイオン社と進めています。翻訳をはじめとしたコンテンツ周りのローカライズや、マーケティングはネオサイオン社にお任せしています。一方でよりアプリ側によった開発部分は弊社の担当です。韓国ではすべてのアプリに国のレーティング審査がありますし、独自のノウハウが必要です。

―――たしかに、日本からではわかりにくいですね。

河本: アプリのマーケティング手法も大きく違います。日本でも最近になって、徐々に見られるようになってきましたが、韓国ではアプリの投入前から景品を設定するなどして、ユーザーコミュニティを作り上げる手法が一般的です。事前にかなり盛り上げておいて、満を持してアプリをリリースするのです。実は最初、彼らが「カフェ」と言っているのを聞いて、意味が分からなかったんですよ。インターネットカフェがどうかしたのかな、なんて。実は韓国で巨大なコミュニティとなっている「DAUMカフェ」というサイトがあるんです。そこでコミュニティを作り盛り上げるわけですね。

―――、他に何か秘訣はありますか?

河本: 理想を言えば現地法人を立てて、現地の開発者に現地向けのアプリを開発してもらって、現地で運営することだと思います。しかし、それには大きなリスクも伴います。日本にいながらにして世界中に配信できるのがアプリの良いところでもあるので、まずは「空中戦」からスタートしていきたいですね。その後、様子を見ながら「地上戦」への移行も考えて行ければと思います。

―――ちなみにサーバーなどのインフラ周りはどのようにされていますか?

河本: 国内では当初からGMOアプリクラウドを利用しています。eコマースでは物理サーバーを利用していましたが、次第にクラウドに移行していきました。ゲームでは最初からクラウドサーバーを利用しています。特にゲームは人気が水ものなので、スケーリングが自在に変更できる点がメリットですね。韓国サイドでは、GMOアプリクラウドの韓国データセンターがまだリリースされていなかったですし、ネオサイオン社との協業があり、外資系のクラウドサーバーを採用することになりました。次回の韓国タイトルはパブリッシングも含めGMOアプリクラウドの利用を検討したいですね。

―――ずばり、国内でGMOアプリクラウドを採用された理由は何でしょうか?

河本: コストパフォーマンスが高かったことは、一つの決め手になりましたね。また導入までのサポートが丁寧だった点も高評価でした。また、クラウド事業者の中には、BaaSやMBaaSといったサービスなどの充実度を掲げられているところもありますが、弊社はもともとeコマースを展開していたことから、そうしたサービス類を自社でかなり揃えていたんです。そのため重複が少なく、その意味でもコストメリットが高く感じられたところがポイントでした。

―――GMOアプリクラウドでは新たに韓国にデータセンターを設置して、韓国向けのパブリッシングサービスをはじめていますが、これらをどう評価しますか?

河本: かなり期待できると思います。一般的な話になりますが、日系企業が韓国でゲームをサービスインするにあたり、クラウド事業者を選定するとなると、結局は日系企業と外資企業の二択になるんですよ。もちろん韓国にもクラウド事業者は数多くありますが、言語の壁やセキュリティの問題、現地クラウド事業者の比較調査に時間もかけられないので、どうしても選択肢から外れてしまうんですよね。そのため、GMOアプリクラウドのようなサービスが韓国でも利用できるとなると、かなり心強いと思います。

―――今後、欧米圏での展開は考えられていますか?

河本: 時期は未定ですが、『出動!美女ポリス』のアメリカ展開をトライアルで実施してみようと計画中です。日本のソーシャルアプリが欧米圏で通用するのかという疑問もあるかと思いますが、実際に現地のパブリッシャーから引き合いが増えているのです。また弊社は経営者がベトナム人ということもあり、早くからベトナムとのオフショア開発を進めています。開発者が200名ほどのスタジオがあり、『出動!美女ポリス』もほとんどベトナムで開発しているのです。ベトナムは欧米の影響を強く受けていて、欧米向けにゲームを開発するのにも障壁は無さそうです。

―――それはユニークですね。日本とベトナムとの結び付きは今後も増えそうですね。

河本: そうですね。自社の強みに活かしていければと思います。

―――最後に韓国進出について改めて意気込みを聞かせてください。

河本: 弊社は、これまでは国内向けにアプリを展開してきましたが、そのフェーズは一段落して、いよいよ本格的に海外展開するフェーズに入りました。これからも国内向け・海外向けという切り分けはあまり考えずに、どんどん海外展開していく予定です。そのうえで、特にアジア市場においては、韓国は必ず参入すべき市場だと捉えています。ぜひ期待してください。

―――ありがとうございました。
《小野憲史》

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