SCEAおよびSCEEは、今週海外サイトで噂になっていたPS3タイトル用のネットワークパスプログラム「PSN Pass」の存在を正式に認める声明を発表しました。PSN Pass(仮称)は、昨年からエレクトロニック・アーツやTHQ、コードマスターズをはじめとする大手メーカーが、主にゲームの中古販売対策として導入している「Online Pass」と同様の試み。発表によると、このプログラムは9月に発売される『Resistance 3』から導入予定で、新品のパッケージ内にそのタイトルの“完全なオンライン機能へのアクセス”を有効にする一回のみ引き換え可能なコードを封入するとのこと。これにより、中古でゲームを購入した場合は、オンライン機能にアクセスするために追加の料金を支払う必要が生じることになります。また、プログラムの対象となるのはソニーのファーストパーティータイトルに限定され、ゲームによっては非対応のものも存在する模様。ソニーはこの試みが、自社タイトルにおけるプレミアムオンラインサービスの強化という義務をさらに加速させることができる重要なイニシアチブだと説明。尚、オンラインモードの一回きりのアンロックコードを同梱する試みは、『ModNation Racers』や『SOCOM: U.S. Navy SEALs Fireteam Bravo 3』といったPSPタイトルで既に採用されていたようです。プログラムの更なる詳細や今後の対応タイトル、そして日本国内のタイトルでも導入されるかなど、続報の到着が待たれます。
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