人材戦略と社内体制について聞く・・・「ソーシャル、日本の挑戦者たち」第22回 バズー中編 | GameBusiness.jp

人材戦略と社内体制について聞く・・・「ソーシャル、日本の挑戦者たち」第22回 バズー中編

「ソーシャル、日本の挑戦者たち」の最新号では『モバイルプラネット』『モバイル学園』といったソーシャルゲームを提供するバズーに注目。同社のCOOである石渡和己氏に3回に渡ってお話を聞きます。

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「ソーシャル、日本の挑戦者たち」の最新号では『モバイルプラネット』『モバイル学園』といったソーシャルゲームを提供するバズーに注目。同社のCOOである石渡和己氏に3回に渡ってお話を聞きます。

―――どのような採用を行われているのでしょうか?

最近は新卒を採る動きを代表が中心になって行っていますね。先日は初の会社説明会も開催しました。新しいフレッシュな顔ぶれは是非欲しいですね。

特にモバイルやソーシャルといったところでは、ターゲット層でもある若年層の意見を取り入れるべきと考えています。我々のような業界に浸かってしまったスタッフでは、逆に気付けない点も多くありますから(笑)。

―――新卒の職種は?

職種問わず幅広く求めています。

―――御社の求める人材・人物像を教えてください。

代表にしてもCTOにしても情熱に溢れています。私はちょっと違うかも知れませんが・・・。ベンチャー企業ならではのチャレンジ精神に溢れた熱血漢や世界に向けてビジネス展開したいと考えているような積極性と向上心のあるスタッフは大歓迎ですね。個人的には、責任感があって信頼できるスタッフと仕事がしたいです。

―――男性・女性はどんな感じですか?

今は比率としては若干男性のほうが多いですね。女性は2名だけなので。

―――でも5対2なんですよね

そうですね。女性スタッフも大歓迎です。

―――エンジニアで女性います?

います、一名。珍しいかもしれませんが。凄い頑張り屋のスタッフが一名。

―――エンジニアの方にうちでやると面白いモノづくりできるよ、といったアピールはありますか?

そうですね、開発はLAMP環境+Zend Frameworkを採用しており、「スピード」と「高品質」が弊社の売りです。CTOを始めとした、優秀なエンジニアと切磋琢磨しながら成長できます。作りたいものを作れる環境でもありますね。

―――お話しを聞いてきた限りCTOのパワーをかなり感じますね。

CTOは各スタッフへの情報共有も積極的に行ってくれています。その影響もあり毎日の朝礼の中で「ちょっとイイ話」というタイトルで情報共有するような会をしています。

―――ちょっとイイ話とは。

毎日交代で、業務を通じて感じたこと、新しく得た情報などを自由に発表していく取り組みをやっています。技術面も含めて、みんなが共有すべき情報の展開は積極的に行っていますね。その他にも、週一回ブレイクスルー会議といった会議を開催しています。

―――ブレイクスルー会議・・・?

その名の通り現状の課題を打開する為の施策を話し合う会です。他にも月末には納会を実施しており、1ヶ月の稼働を振り返ります。反省を通して改善案を見い出し、翌月からの業務に反映して行きます。

―――売上やKPIのインストールDI等の目標をアプリ別、期間別等で現場で共有はしていますか?

納会の際に発表するようにしてます。弊社は少数ですので、極力全スタッフが情報共有するようにしています。上層部等の区切りはそんなに設けてはいないですね。基本的に情報は開示と説明をするようにしています。

―――エンジニアさんにとってはできたものがどう運用され、どうユーザーに支持され<、どうおちるかというのは楽しめますね。

そうですね。そこから各自が課題を見つけているようです。

―――会社さんによっては、プロデューサー任せで、社内受託のような形になってしまうようなところも多いですけど、そこを社員の皆さんで共有できるのは御社の売りかとおもいます

そうですね。

―――受託もやっていらっしゃるのですか?

はい、当然です。受託好きですから。受託に関しては私が指示を出すことが多いですが、他のスタッフも積極的に意見交換しながら動いてくれています。

―――寝てますか?

寝てますよ。休むときは休まないと。休んだ方が良い企画が浮かぶこともありますから。

―――皆さんどれくらい働くんですか?

毎日残業するようなスタンスではないです。基本的に毎週水曜日と金曜日はNO残業デーとしており、定時で引き上げるようにしています。その後は、個別で勉強したいスタッフはしますし、仕事したいスタッフはするといった感じです。正直なところ状況によっては、残業することもありますが、オフィスに泊まるようなことは無いですね。我ながら非常に環境に恵まれていると思いますよ。

(つづく)
《八反田智和》

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